ゴーゴーガンゴトリ

ナマステ!
こんにちは!

この旅のハイライトのひとつである聖地ガンゴトリを目指します。
ガンジス川の源流がある地域です。

ガンゴトリまでの行き方を調べてみても、あまり詳しい情報を載せているサイトは見つかりませんでした。
日本人は、けっこうグループツアーでの訪問が多いようですね。

まずは、リシケシからウッタラカシまで移動をします。

これはジープとバス、ふたつの選択肢がありますが、わたしはバスを選びました。
リシケシの宿近くの食堂にいたウッタラカシ出身の店員がバスを勧めたからです。
それにジープは人数が集まらないと出発しません。
ジープ乗り場も曖昧な情報しかなかったので、迷わずバススタンドを目指しました。

宿からバススタンドまでは行きと同じくリクシャー貸切で。
早朝6:00出発なので仕方ないですね。
でも行きと同じく200ルピーだったので、これがツーリストに対する相場なのかもしれません。

バススタンドに着き、ウッタラカシ行きのバスはどれかと尋ねると、知らないと言えないインド人は、あっちだこっちだとそれぞれに皆違うことを答えます。

その度、右往左往するわたし。

でも、基本インド人は世話好きなので、誰かしらちゃんと連れていってくれるのです。
こういうところ、インド人の好きなところです。

バススタンドのチケット売り場で先にウッタラカシ行きの切符を購入しました。

リシケシバススタンド

10分後には到着するから、ここで待ってろと。

というわけで、そういう時間は必ず近くのチャイスタンドに行きます。

インド各地のチャイを飲み比べするのがひとつの楽しみ。

このあたりのチャイは、ミルクティーであってマサラティーではないようですね。
スパイスがほとんど効いてないです。
優しい味。

リシケシチャイスタンド

ウッタラカシ行きのバスが到着し、荷物をトランクに入れて、右側の座席を確保します。

すごーーーく昔のブログで、ガンゴトリへ行った方の道のりに、座席は右側のほうが景色がよいと書いてありました。
多少ルートやら何やら変わっていたとしても、山と川の位置は変わらないのだから、きっと右側が良いのだろうと思ったからです。
実際、右側の座席に座って正解でした。
だいたいの道で、ガンジス川を右手に、上流へと登っていくかんじです。

ガンガを上流へ

7:00リシケシ出発。
途中、少しにぎやかな村で休憩があります。

好物のムーングダルを買いに出て、バスに戻ると、何やらみんな車掌とお金をやりとりして外へ出ていきます。
何かと思って眺めていると、一番最後にわたしのところへと来て、バスを出ろと。
理由はわかりませんが、バスを乗り替えろと言われました。

そこまでの料金90ルピーを引いた150ルピーを払い戻され、促されたバスへと乗り換えます。

次のバスではきっかり150ルピーを請求されました。

次のバスでも右側の座席を確保。

デリー→リシケシの移動と比べると天国かと思うほど、快適な道のりでした。
なーんて書くと、誤解を招きそうですが…。あくまでも比較の問題です。

ウッタラカシに到着したのは午後2:00頃でした。

ガンゴトリまでの移動は5時間くらいかかると聞いていたので、明るいうちに到着したいと思ったわたしは、この日はウッタラカシで一泊することに。

Sivananda Hotelという文字が目に飛び込んできて、これは高額でなければ他を見ずに決めようと、受付で金額を聞いてみました。(シヴァナンダ 先生はわたしにとってのグルにあたるお方のため、同じ名前のホテルに縁を感じました。)

一泊一室400ルピーということで、部屋を見せてもらい、角部屋のまずまず清潔そうな部屋を指定してチェックインしました。
ホットシャワー付き、Wifiなし、トイレの蓋およびバスルームの扉はしっかり閉じておかないと臭いにおいの夢を見ます。

Sivananda hotel

ウッタラカシでは、ビスケットやクッキーなど甘い・塩っぱいをいくつか選んで買っておきました。
ガンゴトリでの品揃えや金額が不明だったからです。

※結果的には、ガンゴトリでもお菓子はいろいろ買えます。値段もインドメーカーのものなら、全国同価格みたいですね。袋に記載してある値段から1ルピーも上乗せはありませんでした。すごいなぁ。

ウッタラカシで臭い夢から目覚めた翌朝7:00、ガンゴトリ行きのジープを探してうろうろ歩き回ります。

ガンゴトリ行きのジープは簡単に見つかると聞いていたので、たかをくくって7:00などとのんびりした時間に出てしまったのですが、全然見つからない!!

バス乗り場に行って聞いてみるも、バスはないとの回答。※本数少ないみたいですが実際は有ります。

再度ジープを探し歩いていると、タクシードライバーから頻繁に声をかけられます。

ガンゴトリまで5000ルピーとか言ってたかな?
とにかく、ジープがあるはずと信じて歩き続けました。

ガンゴトリの手前のなんとかって町までなら行くというドライバーがいました。

でも、ダイレクトに行ってくれるジープがないものかと粘っていると、とってもきれいな瞳をしたサドゥーが、「ガンゴトリの20km手前まで行くから、そこでジープを探せばいいよ。すぐに見つかるよ。」と言って、同じジープに乗ることを勧めてくれました。
英語が通じる人が少ないこのあたりで、やさしいサドゥーに心動かされ、じゃぁその町までとりあえず行くかとジープに乗車しました。

もちろん、フロントシート死守です。

後部座席に座れば、しばらく隣の人と密着したまま身動きが取れなくなってしまうので。
1列に4人座るのは普通。時には5人詰め込まれることも。

気づけば、ほとんど隣に人が座らないまま、ガンゴトリ到着。

そう!ガンゴトリまでドライバーが走ってくれたのでした!!!

ヒンディーの話せない日本人女子がひとり、「ガンゴトリ」と騒いでいたのを見かねたんでしょう。

そういえば、途中からドライバーが「ガンゴトリ」というワードを頻繁に言っていました。

ありがとう!!名前も知らないドライバー。
一度だけバスと正面衝突しかけたけど、ナイスドライブでした!

ガンゴトリジープ

というわけで、250ルピーでウッタラカシからガンゴトリへ移動完了です!

Natsumi

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