ゴーゴーガンゴトリ

ナマステ!
こんにちは!

この旅のハイライトのひとつである聖地ガンゴトリを目指します。
ガンジス川の源流がある地域です。

ガンゴトリまでの行き方を調べてみても、あまり詳しい情報を載せているサイトは見つかりませんでした。
日本人は、けっこうグループツアーでの訪問が多いようですね。

まずは、リシケシからウッタラカシまで移動をします。

これはジープとバス、ふたつの選択肢がありますが、わたしはバスを選びました。
リシケシの宿近くの食堂にいたウッタラカシ出身の店員がバスを勧めたからです。
それにジープは人数が集まらないと出発しません。
ジープ乗り場も曖昧な情報しかなかったので、迷わずバススタンドを目指しました。

宿からバススタンドまでは行きと同じくリクシャー貸切で。
早朝6:00出発なので仕方ないですね。
でも行きと同じく200ルピーだったので、これがツーリストに対する相場なのかもしれません。

バススタンドに着き、ウッタラカシ行きのバスはどれかと尋ねると、知らないと言えないインド人は、あっちだこっちだとそれぞれに皆違うことを答えます。

その度、右往左往するわたし。

でも、基本インド人は世話好きなので、誰かしらちゃんと連れていってくれるのです。
こういうところ、インド人の好きなところです。

バススタンドのチケット売り場で先にウッタラカシ行きの切符を購入しました。

リシケシバススタンド

10分後には到着するから、ここで待ってろと。

というわけで、そういう時間は必ず近くのチャイスタンドに行きます。

インド各地のチャイを飲み比べするのがひとつの楽しみ。

このあたりのチャイは、ミルクティーであってマサラティーではないようですね。
スパイスがほとんど効いてないです。
優しい味。

リシケシチャイスタンド

ウッタラカシ行きのバスが到着し、荷物をトランクに入れて、右側の座席を確保します。

すごーーーく昔のブログで、ガンゴトリへ行った方の道のりに、座席は右側のほうが景色がよいと書いてありました。
多少ルートやら何やら変わっていたとしても、山と川の位置は変わらないのだから、きっと右側が良いのだろうと思ったからです。
実際、右側の座席に座って正解でした。
だいたいの道で、ガンジス川を右手に、上流へと登っていくかんじです。

ガンガを上流へ

7:00リシケシ出発。
途中、少しにぎやかな村で休憩があります。

好物のムーングダルを買いに出て、バスに戻ると、何やらみんな車掌とお金をやりとりして外へ出ていきます。
何かと思って眺めていると、一番最後にわたしのところへと来て、バスを出ろと。
理由はわかりませんが、バスを乗り替えろと言われました。

そこまでの料金90ルピーを引いた150ルピーを払い戻され、促されたバスへと乗り換えます。

次のバスではきっかり150ルピーを請求されました。

次のバスでも右側の座席を確保。

デリー→リシケシの移動と比べると天国かと思うほど、快適な道のりでした。
なーんて書くと、誤解を招きそうですが…。あくまでも比較の問題です。

ウッタラカシに到着したのは午後2:00頃でした。

ガンゴトリまでの移動は5時間くらいかかると聞いていたので、明るいうちに到着したいと思ったわたしは、この日はウッタラカシで一泊することに。

Sivananda Hotelという文字が目に飛び込んできて、これは高額でなければ他を見ずに決めようと、受付で金額を聞いてみました。(シヴァナンダ 先生はわたしにとってのグルにあたるお方のため、同じ名前のホテルに縁を感じました。)

一泊一室400ルピーということで、部屋を見せてもらい、角部屋のまずまず清潔そうな部屋を指定してチェックインしました。
ホットシャワー付き、Wifiなし、トイレの蓋およびバスルームの扉はしっかり閉じておかないと臭いにおいの夢を見ます。

Sivananda hotel

ウッタラカシでは、ビスケットやクッキーなど甘い・塩っぱいをいくつか選んで買っておきました。
ガンゴトリでの品揃えや金額が不明だったからです。

※結果的には、ガンゴトリでもお菓子はいろいろ買えます。値段もインドメーカーのものなら、全国同価格みたいですね。袋に記載してある値段から1ルピーも上乗せはありませんでした。すごいなぁ。

ウッタラカシで臭い夢から目覚めた翌朝7:00、ガンゴトリ行きのジープを探してうろうろ歩き回ります。

ガンゴトリ行きのジープは簡単に見つかると聞いていたので、たかをくくって7:00などとのんびりした時間に出てしまったのですが、全然見つからない!!

バス乗り場に行って聞いてみるも、バスはないとの回答。※本数少ないみたいですが実際は有ります。

再度ジープを探し歩いていると、タクシードライバーから頻繁に声をかけられます。

ガンゴトリまで5000ルピーとか言ってたかな?
とにかく、ジープがあるはずと信じて歩き続けました。

ガンゴトリの手前のなんとかって町までなら行くというドライバーがいました。

でも、ダイレクトに行ってくれるジープがないものかと粘っていると、とってもきれいな瞳をしたサドゥーが、「ガンゴトリの20km手前まで行くから、そこでジープを探せばいいよ。すぐに見つかるよ。」と言って、同じジープに乗ることを勧めてくれました。
英語が通じる人が少ないこのあたりで、やさしいサドゥーに心動かされ、じゃぁその町までとりあえず行くかとジープに乗車しました。

もちろん、フロントシート死守です。

後部座席に座れば、しばらく隣の人と密着したまま身動きが取れなくなってしまうので。
1列に4人座るのは普通。時には5人詰め込まれることも。

気づけば、ほとんど隣に人が座らないまま、ガンゴトリ到着。

そう!ガンゴトリまでドライバーが走ってくれたのでした!!!

ヒンディーの話せない日本人女子がひとり、「ガンゴトリ」と騒いでいたのを見かねたんでしょう。

そういえば、途中からドライバーが「ガンゴトリ」というワードを頻繁に言っていました。

ありがとう!!名前も知らないドライバー。
一度だけバスと正面衝突しかけたけど、ナイスドライブでした!

ガンゴトリジープ

というわけで、250ルピーでウッタラカシからガンゴトリへ移動完了です!

Natsumi

リシケシへの道のり

シヴァ

ナマステ!
こんにちは!

デリーに到着し、ローカルバスでリシケシまで移動することに。
6年前リシケシに行った際にもバスを使っていたので、一番気軽な方法を選びました。

まずは、インディラガンジー空港から、ISBTのあるカシミールゲートまで地下鉄で。

空港のトークン売り場は空いているので、乗り換えがある場合は、空港のトークン売り場で全区間分を購入しておくのがおススメ。
時間の節約になります。
ただし、トークンには行き先が書いてあるわけではないので、どの区間がどのトークンなのか、わからなくならないようにしておきましょう。
レシートと一緒に、これがどこまでと言って渡されます。

カシミールゲート駅の7番出口を出ると、バスターミナル。

カシミールゲート出口

さて。カシミールゲートに到着し、バスターミナルの中へ。

車掌さんの客取り合戦が始まります。

「どこへ行くんだ?」と聞かれ、「リシケシ」と答えると、関係のない方向行きのバスの車掌さんなら「リシケシならあっちだ」と教えてくれます。

リシケシ方向のバスの車掌さんになると、「こっちだこっち。乗れ乗れ。」と言われます。

でも、それが、リシケシではなく、少し手前のハリドワール止まりだったりします。

もちろん乗り継げばリシケシまで行くことはできますが、直行便があるのでハリドワール行きのバスは却下です。

リシケシ行きのバスに乗り込むと、今度は時計売りやフルーツ売り、お菓子や水売りの営業がやってきます。
こちらが欲しているときには大変有り難い営業。
でも大抵は不要なので、失礼ながらスルーさせていただきます。

ココナッツ売り

まだ雨季が明けきらない北インド。ウッタラカント州。
リシケシまでの道のりは、6年前よりはるかにハードなものになっていました。

バスに座っていながら立ちたいと思うこと数知れず。

ぬかるんだ道はスタックする恐れがあるのでそういう箇所は避けて走るのですが、これがまた道のような道でないようなところを走ったり、劣化が進んだガタゴト道をサスペンションの効いていない車体および椅子により、強制的に尻もちをつかされたり、おでこを窓に打ち付けられたり。

いやはや、脳みそズレちゃうんじゃないかと思いましたね。

インドでローカルバスに乗る機会はこれまでに何度もありましたが、ワースト1と言っても過言ではないほどに、なかなかハードな移動となりました。

リシケシにようやく着いたときには、解放感でしびれました〜。

リシケシの宿はタポヴァンエリアにあるInto the Unknown(女性ドーム200ルピー)を予約していたので、ラクシュマンジュラまでリクシャーを使いました。

貸切で200ルピー、しかもホテルを知っているドライバーだったので、妥当な料金かなと。

宿探しに労力使いたくないですしね。

宿に到着し、近くの食堂で夕飯を済ませ、シャワーを浴びたら、バンコクからの移動疲れであっという間に眠りに落ちました。

Natsumi

リキシャ→ラクシュマンジュラ

インド入り

ナマステ!
こんにちは!

タイからインドへの移動は、格安チケットを早めにおさえていました。
spicejetでバンコクからデリー経由のデラドゥン 行き。18,000円程。
デリーでの乗継ぎ時間も2.5時間とナイスなチケットです。

ところがどっこい、そうそううまいこといかせてくれないのがインド。
日本を発つ数日前に、デリー→デラドゥン 便のスケジュールチェンジの連絡が。
しかも、1.5時間以上の前倒し。

うーーーん。乗継ぎ時間が1時間を切ってしまった…。はて、これはいかがなものか。

即質問のメールをspicejetに。
すると、乗継ぎ不可とのことで、チケットの払戻しか再予約の手続きをするようにとの返信。
専用のURLが記載されていました。

さっそく手続きしようとアクセス。

がしかし…。肝心なところで毎回システムが反応せず手続きできない。

ということを再度メールすると、直接カスタマーサービスまで電話するようにとの返信が。
国際電話なうえに、英語、相手はインド人。
重たい気持ちでトライしてみるも、まったくつながらず…

結局日本を出発するまでに手続きできぬままタイへと向かいました。

バンコクにあるspicejetオフィスを訪ね直接手続きしてもらおうと思い向かうと、これまた融通の効かない会社で、ネットで予約したチケットはオフィスでは対応できないと追い返されました。

せっかく行ったのに、泣けてきます。

もう最終手段だと、チェックインカウンターでどうにかしようと思いました。

フライトスケジュールを見てみると、わたしには振替に適した便はないので、デリーで降りたい。
デリー→デラドゥン 区間の払戻しがあれば嬉しいけど、通しで買っているチケットなので、それはほぼ望めないだろうと思いました。

一番不安だったのは、この予約自体がキャンセル扱いになってしまっていないかということ。
せめてバンコクからデリーまでは飛びたい。余分なお金も払いたくない。
チケットを調べてみると、デリー→デラドゥン 区間を捨てたとしても、デリーまでの直行便で18,000円より安いチケットは他社を見てみても、この時点でありませんでした。

タイを発つ晩、気合いを入れてspicejetチェックインカウンターへ乗り込むわたし。

優しそうなお姉さんのカウンターを願っていたものの、一番怖そうなお姉さんのカウンターにあたってしまい、ドキドキ。

事情を説明していると、よく話も聞いてくれぬまま「問題ない。乗継ぎできる。」と言われ、「本当?」と何度も確認。

45分程しかないが、可能なのだろうか?と疑いの気持ちで、
「荷物はデラドゥン で受け取ればいいのね?デリーでピックアップは不要ですね?」と聞くと、
「デリーで荷物を一度ピックアップして」と言われ、
「いやいやいや、それは絶対乗継ぎ不可だよ!」と伝えると、
「全員そのルールなの!」と語気を荒げて怒られる。
「でも、乗継ぎ1時間ないんだよ?」と食い下がると、
「8:45出発でしょ?!十分時間あるじゃない」と言われ、
やはりスケジュールチェンジの内容が伝わってないんだなと再度説明。

証拠を見せろと言われ、メールを見せて、ようやくわたしの言わんとしていることを理解した様子でチーフマネージャーらしき女性のもとへと向かう怖いお姉さん。

マネージャーの指示を受けて帰ってくると、直接カスタマーサービスへもう一度電話するようにと言われる。

マネージャーと話させてと言っても、まずは電話をかけろと促される。

なぜカウンターでこのぐらいの手続きができないのだろうかと不信に思いながら、しぶしぶ電話をかけてみるも、今回もうまくつながらず。

怖いお姉さんのカウンターが埋まっている隙に、マネージャーのもとへ向かうわたし。

「このチケット、わたしなんですけどね?やっぱり電話つながらなくて…」
「あぁ、あなたですね。でも、そんなはずはないんです。24時間営業窓口ですから。もう一回トライしてください。デリー→デラドゥン 行きは夕方の便に振り替えられていますけど、このチケットには問題があるから、ここでは対応できないんです。」
「でも…。でも…、わたしは、ただデリーで降りたいだけなんです。デラドゥン 行きのフライトは要らないんですよ。」
「え?!本気ですか?!なぜ?」
「わたしはこの日の夕方までにリシケシに着きたいんです。」
「わかりました。さきほどのスタッフに伝えます。」

こんなやりとりをして、マネージャーがカウンターまで話を通しに行ってくれました。

やはり。わたしが直接話したほうが早かった。。

デラドゥン 行きのフライトを(航空会社が発端の都合で)放棄するだけのことなんだから、そんなにややこしい話じゃなかったはずなのです。

わたしの希望がようやく伝わり、怖いお姉さんの強気の濃い眉毛が少し斜めに下がって、申し訳なさそうに手続きをしている。

最後に「きちんと話を聞かずにごめんなさい。」と謝られました。

ようやくデリーまでのフライトを確保して、ホッとひと息。

そうして、安心して乗り込んだ機内は、インド人も耐えられぬほどの冷房の効き具合。笑

あっちこっちで温度を上げるように要望が出ていたけれど、最後までさほど改善されぬままデリーに早朝到着したのでした。

なかなか簡単には辿りつかせくれないインド。
まぁ。だから、面白いんですけどね。笑

Nataumi

僧侶を訪ねて

サワディーカー!
こんにちは!

タイマッサージ学校を修了して、チェンマイからバンコクへと移動してきました。
バンコクへは、SVGで校長先生をしていたPP先生の現在の住処、Wat Bang Koh(バンコー寺)へと訪問するために。
Wat Bang Kohは、バンコクから70kmほど離れたアントワープという有名な水上マーケットもある場所にあります。

バンコクから向かうには、ロトゥーという乗合バンを使うのが安くて便利。
アントワープ行きのロトゥーは南バスターミナルの1Fに乗り場があり、パタヤなど近郊へ向かうロトゥーがたくさん集まっています。

南バスターミナルへは、BTSのビクトリーモニュメント駅で降り、515番のバスに乗って向かいました。
バス16バーツ、ロトゥー70バーツ。
300円くらいで移動ができてしまいます。安いっ!

ロトゥー

アントワープに着いたら、お寺まではバイクタクシーを使いました。
こちらは80バーツ。
Wat Bang Khun という有名な観光地があり、名前が似ているため、何度もBang Kohだよ!と確認しました。

お寺に着くと、お寺の近所に住んでいる人が親切にPP先生に電話をかけてくれました。
冷たいお水もくださって、気持ちがほっこりします。

お寺の周りは、本当にローカルで、ひと昔前のタイ旅行を思い出させてくれるような風景です。
英語も通じない人ばかり。
店という店もないので、買い物は近くの露店かコンビニまで車で連れて行ってもらいました。
といっても、特に買いたいものないし、食事はPP先生が用意してくださったので、ただのリフレッシュみたいなものでしたが。

2泊3日、お寺に滞在して、PP先生について托鉢に回ったり(もちろん私が受け取るわけじゃないですが!)、境内の掃除、プジャの見学、瞑想の手ほどきなどを受けたりしました。

そういえば、お葬式の見学も…!

寺の僧侶たちはみな親切で、いつも柔和な笑顔。
怖いのは寺に住みついているたくさんの犬だけでした。笑
ずっと追いかけられワンワン吠えられていたわたし。
護身用にと、棒を渡される始末。
おかしいな…犬とは相性がいいはずなのに…汗
でも、一匹とても懐っこい子がいて、その子と仲良くなってからは、その他の犬も多少は抑え気味になってくれたかも。
敵じゃないよと伝えてくれたのかもしれません。

そんなこんなの、寺滞在を終え、最終日にはPP先生の親戚の方とPP先生のお母さんのお宅までお邪魔して食事をご馳走になってきました。

タイを離れる最後の最後まで、人の親切を受け続けました。
もちろん「どこが微笑みの国じゃ!」と怒ったりすることも何度かはありましたが。笑
大好きな国です、タイ。
ありがとう。
また近いうちに!

Natsumi

PP先生

タイマッサージ学校での日々②

サワディーカー!
こんにちは!

2週間かけて学んだタイマッサージLevel3&4。
Level1&2での基本動作に加え、指圧やダイナミックなストレッチで、リラクゼーション+筋肉の緊張緩和にフォーカスした内容となっていました。

相変わらず、エアー先生の指導はとても細かく、丁寧です。
セラピストの「プロ意識」も大事にしているエアー先生は、一つ一つの動作に無駄がなく、流れるように、しなやかに動いていきます。

お客さまの体も、セラピストの体も、大切に。痛めることなく、疲れることなく、良いエネルギーが巡るように。

言うは易しってやつなんですけどね。

一連の動きや形を覚えないことには、変な力が入ってしまい、わたし自身がリラックスできない。
セラピストの緊張は、受け手にも伝わるものです。
まずはどの筋肉にどの角度からアプローチするのかを頭に入れて、ひとつひとつのシークエンスを練習していきました。
まだまだ自分のものにできたと言えるまでは練習が必要ですが、すぐにでも取り入れたい効果的な手技もたくさんありました。

以前は講師の先生が複数いて、その分生徒の数も多かったのですが、現在はエアー先生ひとりと生徒3-4人くらいが普通みたいです。
生徒の国籍もできるだけまとめているんだとか。そのほうが教えやすいみたいですね。
なので、今回はわたしを含め生徒3人全員日本人でした。
でも、わたしはエアー先生の指導に大きな信頼を寄せているので、他ならぬエアー先生に練習をみてもらえてよかったです。

エアー先生にも、わたしのこの3年での成長を認めてもらい感涙。
手指だけでなくきちんと体を使えていること、それによってエネルギーが流れていることを感じてくれていたようでした。

そういえば。
チェンマイでも有名なタイマッサージ施設のOld Medicine Hospital。
これは、エアー先生のおじさまが設立したものだそうで、チェンマイにある数あるタイマッサージ学校のいくつか(有名どころでいえばITMなど)は、エアー先生の親戚が経営しているんですって。
意外にもチェンマイの学校間に繋がりがありました。

若い頃にはタイマッサージに全然興味がなかったエアー先生でしたが、一族の習わしでタイマッサージを学ばねばならず、結局はそのセンスを見出されセラピストとしてバハマの高級リゾート施設などで働き、SVGを建てるところまで至ったそうな。

寮にひとりで寝泊まりしていた今回、エアー先生とお話する機会がよくあり、今まで知らなかったお話をいろいろと聞かせてもらえたのでした。

そうこうしている間に、無事Level3&4の受講を終え、修了。
あっという間の2週間でした。

SVGに興味のある方がいらっしゃれば、いつでもお問い合わせを。
特にヨガに取り組んでいる方でタイマッサージに興味のある方には、是非ともお薦めの学校です。

Natsumi

SVG卒業

タイマッサージ学校での日々

サワディーカー!
こんにちは!

今回は、タイマッサージの学校SVG Thai massage Training Centerについて紹介したいと思います。

SVGで学ぶのは、今回で3回目。
過去2回は、3年半前と3年前。
タイマッサージLevel1&2とディープティシューを受講していました。
今回はタイマッサージLevel3&4を学びに。
3年ぶりの学校は、いろいろと変わり過ぎていて、ビックリでした。

まず、寮の部屋にベッドが…!以前はマッサージマットを直置きだったんですけどねぇ。
二段ベッドがふたつ。
4人部屋であることには変わりないみたいですが。
でも、今回は、寮に寝泊まりしているのはわたしひとりだけ。
贅沢にプライベートルーム化しました。
ちなみに、以前は無料だった宿泊料が150バーツ徴収されるようになりました。
まぁ、ある意味当然ですけどね…
電気も水道も使ってますから。

そして、祭壇。
とても小さくまとまり、建物の中へと引越しされていました。
プレイタイムもなし。
いろんな国のいろんな宗教の人が来るから…という理由と、もうひとつ大きいのは、校長先生だったPP先生が出家していなくなってしまったことかな…
基本的に、儀式は男性がするものなんですって。
なんだか、ちょっと寂しい感じもしますが。
みんなで唱和するの好きだったんだけどな。

それから、お昼ごはん。
以前はPP先生手作りの美味しいランチが無料でついていました。
それが、今は毎日外食。もちろん自腹です。
講師のエアー先生がひとりで学校を切り盛りしているので、仕方ないですよね。
でも、エアー先生が毎日連れ出してくれる食堂でのランチもなかなか楽しいものでしたよ!
「今日は何が食べたい?」
11時半ぐらいになると、必ず先生からの質問が飛んできます。
その日の気分で、「麺」とか「ごはん」とか、「すっぱいもの」とか「パパイヤサラダ」とか、生徒のリクエストに、少し頭を傾けて、「OK」と言って、エアー先生おすすめの食堂へと連れて行ってくれます。
時には車で15分くらいかかる場所にも。
クラスそっちのけで、ランチに時間を割く日もありました。笑
みんな食いしん坊な生徒ばかりだったから、何の問題もありませんでしたが。

絶品のトムヤムヌードル

トムヤムヌードル

ほぼ毎日飲んだ食後のタイティー

Thai Tea

あー、思い出しただけでヨダレが出る。
美味しい毎日でした。

って、あれ?!
学校での様子を書くつもりが食べ物の話題に。。

マッサージクラスの話はまた次回。

Natsumi

旅ブログのスタート

サワディーカー!
こんにちは!

普段このブログは、日々のあれこれ感じたことや、みなさんにシェアしたいことを徒然に書き綴っているものです。

日本を離れ、異国の地を旅する中で、せっかくなので、このブログで読者のみなさんが少し旅気分に浸ってもらえるようなものにできたらいいなと。

また、このブログが少しでも旅人の役に立つものであればと、情報ノート的要素も兼ねた内容にしていきたいと思います^_^

さて。
9/1に日本を出発して最初に降り立った地はタイのバンコク、ドンムワン空港。
深夜着で、イミグレーションを抜けてもまだ辺りは真っ暗な午前3時台でした。
チェンマイ行きの便はスワンナプーム空港発のため、空港間のシャトルバスが動き出す5時まで、到着ロビー階にて仮眠。

5時、きっかり。バスがやってきました。
シャトルバスには、エアーチケットを見せると無料で乗ることができます。
バス乗り場は、税関を抜けて到着ロビー左手の出入り口付近です。

9月のバンコク。朝からけっこう暑いです。
でも、室内や車内は、激寒です。
タイ人て、皮膚厚いのか?
基本、水シャワーだし、冷たさに慣れているのか…

バンコクからチェンマイへのフライトは、Vetjet航空を利用。
早めの予約だったため、1,500円くらいで取れちゃいました。
バスや列車を使うのがバカらしくなるほど、安い便が出てますね。最近は。
時期にもよるんでしょうが、3,000円くらいでバンコク〜チェンマイが飛べちゃうのは普通のようです。

チェンマイに着いたわたし。
3年前の記憶をたどりながら、マッサージ学校への道をイメージします。
空港と学校はたしか、すごく近かったはず。
エアポートプラザまで15分くらいの距離だったから…歩けるか??と考えました。

歩き始めて1分。
方向がまったくわからない…!笑
わたしは今、どこに向かって歩いているんだ???
しかも、9月のチェンマイをなめてました。
日中、すごーーーーく暑い!!!
あっという間に汗をかき、迷子になっている場合ではない。
確実に道がわかる、旧市街方面へ一旦出ようと決めました。
トゥクトゥク使いたかったんですけどね、地図も住所も準備不足で、行き先を伝えられないため使えませんでした。ばか、わたし。

バスに乗り込み、チェンマイゲートまで。
たしか、15バーツとか?そのくらいだったと思います。
見慣れた景色の場所で降ろしてもらい、ようやく安心した気持ちで歩き始めました。

…が、
出てきたY字路に、うろたえるわたし。
えっと…どっちだっけかな…???
たしか、どちらからでも行けたはず…
こういう曖昧な記憶が一番厄介です。
3年前には、どちらの道も使っていた。どちらの道も見慣れている。
だからこそ、どっちが学校かわからない…!!!

そうこうしているうちに、結局迷子。
同じ道を行ったり来たり。
到着予定時間を随分過ぎてしまい、待っていてくれた先生を心配させてしまったのでした。

ひとまず、SVGにたどり着けたことでホッとひと息。
翌日からの講義に備え、早めの夕食、早めの就寝としました。

Natsumi

チェンマイごはん

旅立ちのとき

成田空港T2

当たり前にあったものを手放す瞬間は、いつも切ない
それは、当たり前と思ったものがかけがえのないものだと気づく瞬間だからかもしれない
わたしたちは、大事なことを、手放す瞬間まで気付きにくい
きっと人生だってそうなんだと思う

だけど、生きていられるうちでないと
このかけがえのないものは大切にできないから

だから今日一日をなんとなく過ごしてしまわぬように

今日一日を、誰かの役に立てるように
今日一日を、誰かが少しでもハッピーになれるように
今日一日が、そうして満足のいく一日であるように
心を込めて生きていかなきゃいけないなと思うのです

損得無しに純粋に想う気持ちはきっと伝わることとか
利他的な動機に基づく行動は自分を執着から切り離すこととか
意識を「私」から「私たち」にすることで優しくなれることとか

最近、深い納得とともに、そんな実感があります

新たなステップを切る今日
たくさんの応援してくれている人たちの顔を思い出しながら
この与えられた時間をちゃんと意味あるものにしようと心に誓います

いってきます

Natsumi