ナマステ!
こんにちは!
トレッキング以外のガンゴトリ滞在12日間のお話。
インド人も外国人も、この時期は短期滞在が通常。
なぜなら、日中、太陽がさしている時間帯はまだしも、日が陰ると一気に冷え込み、夜は0度近くまで気温が下がり、でも宿泊先やレストランに暖房器具はいっさいなく、停電をよく起こし、基本ホットシャワーはなく、温水はバケツで提供、というような環境だからです。笑
これ、わたしが貧乏旅行をしているからという理由だけではなく、本当にどの宿泊先も似たようなものなんです。
高級ホテルはありません。
ここはリゾート地ではなく、聖地だからなのだと思います。修行の場。
少し山奥を覗くと、岩穴に暮らすババの姿があります。
アシュラムもたくさん。閉鎖されているところもたくさんありますが。
リシケシの多くのアシュラムとは違い、ヨガツーリスト相手のアシュラムではありません。
巡礼に来たインド人団体が泊まったり、ヨギ集団が泊まっていたり。
まぁ、アシュラムに、わたしみたいなのは珍しい。
そんな場所なので、「明日にはガンゴトリを出るのか?」と方々から何度聞かれたことか。
その度に、「いや、まだいますよ。」と答えるわたし。
居心地が良いから、なかなか離れる気が起きませんでした。
寒いんですよ。ものすごく。標高も3,000m以上ありますしね。
でも、好きなんです。
こういう山が迫ってきていて、カラッとしていて、こぢんまりとした静かな場所が。
滞在しているダンディアシュラムも、とってもシャンティな場所だし。
スワミジに「ラクシュミー」とインディアンネームをもらってとてもかわいがってもらって。
毎日やってくるグルジ、スワミジ、ババジたちも、挨拶すると毎回両手で頭を撫でてくれて。
ヨガをする場所もいつでもどこにでもあるし、行きつけのレストランも美味しいし。
寒い以外、離れる理由のない場所でした。
最後は、日中にも部屋から出たくないほどに寒い日がきて、仕方なく別の場所へ移ることを決めました。
毎朝6:30からプジャがあって、いつの間にやら鐘を鳴らす担当で、
7:00にはスワミジたちと震えながらチャイを飲んで、
7:30にはジブリに出てきそうなかわいいスワミジが別のアシュラムからチャイ飲みにやってきて、
8:00からはヨガのセルフプラクティス、
9:30には102歳のイカしたババジがやってきて、
10:00には85歳のグルジにユーミンを聴かせて、
11:00には前日の残りと思われる朝食があって、
午後には山の中を散策したり参道で買い物をしたり洗濯したりお湯浴びをしたり、
18:30には夜のプジャに参加して、
19:00には他所のプジャを覗いたりして、
20:00にはスパイシーな夕食をヒーヒー言いながらいただいて、
21:00には日記をつけたりして、
22:00には就寝
っていう。
とてもゆったりとした、規則正しい、毎日でした。
トレッキングでひいた風邪。絶対ガンゴトリで治す!と気持ちを込めてヨガに取り組みました。
酸素薄いので、いつもと全然違う体感。
いい経験でした。
わたしのヨガの師匠が昔3ヶ月間、洞窟で修行した場所。
わたしにもシックリくる、とてもとても素敵で大好きな場所となりました。
スワミジに、「次は6月においで」「30日間ね」と言われました。
そうだね、次はもう少し暖かい時期に。笑
でも、ひと月以上滞在したいくらいの居心地のよさでした。
ダンディアシュラムの素敵なスワミジたち
毎朝晩プジャをした場所
おすすめレストラン kurishuna restaurant
美味しいので、ほぼここでしか食べてないくらい。
特にStuff Tomatoがお気に入りです。
Aloo Gobhiも美味しかった〜。
日本人の味覚を理解してくれており、辛すぎないように調理してくれるのが嬉しい。
チャイwithoutマサラも生姜が効いていて甘すぎずGood。
長居もOK、タップリのチャイが15ルピーのお店
ガンガー橋を渡ってすぐの右手の奥
そしてもちろん、ずっと滞在していたダンディアシュラム
午前中はこれでもかってくらいチャイ飲ませてくれます。お腹タポタポです。