ナマステ!
こんにちは!
ナオミエルとの旅も、いよいよ最終地点までやってきました。
もう終わっちゃうのかと思うと、急に切なくなります。
でも無事にたどり着けてよかった。
ほんっとーに、無事たどり着けてよかったです!!!
ジャイプール〜デリー間のフライト、マジで超こわかった!
もう一回言います。超こわかったーー!!!
プロペラがむき出しになった小型飛行機。
キャビンは比較的新しく、キレイ。
でも、乱気流に入るとすごい勢いで揺れます。
っていうか、落ちます!たぶん、10メートル以上!
こんなにアームレストを力いっぱい握りしめたことはありません。
デリーに無事着陸したときには、脱力しました。
はぁぁぁーー
無事着陸したことに(とかこつけて)、デリーで乗り継ぎ待ちの間、ビールで乾杯です。
セキュリティチェックが厳しく、ウェイティングスペースも限られており、促された場所で仮眠をとりました。
そして、デリー〜カトマンズを安定飛行してくると、わたしにとっては4年ぶりのカトマンズに到着。
タクシーでタメル地区まで向かいます。
プリペイドタクシーだと700ルピーと聞いていたので、それよりも安く乗れればいいなと思っていたら、声をかけてきたドライバーが500でどうだ?と。
すぐにOKして、ホテルまで直行しました。
降りるとき、600って言われましたけどね…。ネパールもよくあるんですよね。タクシードライバーとのトラブル。でも、ここは強気に500ルピーで切り抜けました。
2泊お世話になるBodhi Boutique Hotelは、まだ新しくキレイ。
シャワーとトイレの間に仕切り扉があるのも嬉しい。
WiFiも申し分ない速さ。しかも停電中も使えるという。
メインスタッフのお兄さん、やたらお洒落だし。チャイも無料だし。最高!
カトマンズこそ、ホテル籠りの時間がけっこうありました。
というのも、カトマンズの大気汚染が深刻で。
いやはや、ここまでひどかったかなー?と。4年前よりさらにひどくなっている気もします。
空港からホテルまでタクシーを使って約20分。
その間だけなのに、さっそく喉の調子が悪く。ナオミエルも鼻水止まりません。
タメルの中心に宿をとって、出かけるのに便利な立地なのにもかかわらず、外を出歩くのが億劫だという悲しさ。
ごはんを食べに出て帰ってくると、二人とも風邪をひいたかのような声に。
わたしは喘息起こす勢いで咳が止まらず。
し、しんどいです。
せっかくお買い物もごはんも町歩きも楽しい場所なのに、この空気の悪さが邪魔をします。
ホテルの部屋が一番ホッとします。
それでも、せっかくネパールに来たのだから、ネパールらしい雰囲気を感じられる場所をと、ネワール料理が楽しめるキルティプルという町に行ってみることにしました。
バクタプルやパタンは入場料がかかりますが、キルティプルは無料。タメルからタクシーで500ルピーほどで行くことができます。もちろんバスでも行けると思いますが。
キルティプルの山道を登り始めると、ようやく息ができるように感じました。
丘の上からカトマンズ市街を眺めると、すごい霞がかっています。
あそこに住んでいる人たち、すごく心配です。
キルティプルには、ネワラハナという有名なネワール料理の食堂があり、そこを目指してテクテクと。
途中道がよくわからなくなりましたが、「ネワラハナ」というと地元の人たちはみんな知っていて道を教えてくれます。
到着すると、1組のグループがすでに宴会をしていました。地元の人たちかなー??
わたしたちも同じく宴会スタートです。
ロキシーとチャン、地酒で乾杯です。
ロキシーは5段階強さが選べて、勧められた3番目を飲んでみましたが、すごく強かった。。
焼酎ストレートで飲むよりも、もっときついかな。
これはわたしでは対処できず、ナオミエルにお任せしました。
さすが酒豪です。全部飲みきってました。アッパレ。
お料理は、ネワールターリを一皿と、ポテトクミン、焼きモモ、エッグクレープを注文してみました。
ネワールターリはお豆を中心としたカリカリごはん。なんていうか、、素朴すぎて表現が難しいのだけれど、、節分のお豆をたくさん食べているようなかんじです。この一皿ではまったく食事をした気にはなりません。
でも、ポテトクミンが安定の美味しさ。モモは少しスパイシーだけれど食べ応えがあり美味しい。エッグクレープもこれらのメニューにちょうどよく合うマイルドな味わいで、米粉かな?のパリっとした皮が美味でした。
景色のいい場所で昼間からほろ酔い気分で美味しいごはんをいただく。
あぁ〜幸せだ〜、幸せだね〜、とこの旅何度言ったでしょう。
その幸せ気分を一緒に共有できる人がいることもまた、わたしにはとても幸せなことでした。
もうあの大気汚染の中に帰りたくないね、と話していたけれど、わたしたちのホテルはタメル地区。
帰らなくてはなりません。
ナオミエルとの最後の晩餐は、タメル地区のチベットレストランに行きました。
ビールとモモとテントゥクとチョーミン。旅の最後にはとても庶民的なメニューとなりました。
最後の夜に乾杯をしたところで、隣のテーブルに見覚えのある顔が。
いや、実際には見知らぬ人なのだけれど、実兄によく似たネパール人が座っています。
あまりにもよく似ていたため、じっと見つめてしまいました。
するとその方、日本語が話せる人で、よく聞くと、日本にも仕事で行ったことが何度もあり、アウトドア用品の会社を経営する社長さんでした。
ほんの少し話しただけなのに、わたしたちの注文した料理全部と、プラスでビールもう一本を支払ってくれて帰って行ったのでした。
なにこのギフト!!なんて気前のいい社長さん!!
お腹も心もいっぱいになって、また大気汚染の中をホテルまで戻ります。
まだ19時くらいでしたが、気持ちよくなって、そのまま居眠りを始めるわたし。
ついには、翌朝まで寝続けました。ナオミエル最後の晩だったのに!笑
ナオミエルは、わたしが居眠りこいてる間、ホテルのお兄さんと音楽の話やらクラブの話で盛り上がっていたそうで、ビールご馳走になったと言ってました。
またおごってもらってる!笑
ナオミエルのラッキーな夜に、ホッとしたわたし。いつも寝てばかりでごめんね!!
ナオミエル出発の朝。
トイレットペーパーやら除菌シートやら、不要になったものを譲り受けます。
ナオミエルは、空いたスペースにお土産を詰め込んで、少し荷物がまとまった様子。
10日間、本当にあっという間だったけど、いろんなこと共有できた充実の濃い10日間でした。
来てくれてありがとう!
また日本に帰ったら、この旅をツマミに飲もう!