ナマステ!
こんにちは!
ナオミエルが帰国し、わたしはひとりネパール第二の都市ポカラにやってきました。
カトマンズから、ツーリストバスで750ルピー。
バス乗り場Sorhakhutteは、タメルチョークから歩いて15〜20分ぐらいのところ。
各会社のバスがズラーっと並んでいるので、チケットを見せて自分のバスの場所まで案内してもらいましょう。
カトマンズ朝7:00出発でポカラのバスパークには15:30頃の到着。
途中、朝ごはんと昼ごはんのための休憩がありました。
久しぶりのポカラ。
いろんなことが変化していて、おそらくカトマンズ以上に変化していて、ビックリしています。
まずはツーリストの国籍。
どこの国でもそうですが、ここ最近では中国人ツーリストが大多数を占めるようになりました。ポカラも右に同じ。
中国語表記の案内板、ゲストハウス、食堂メニュー、そこかしこに見かけます。
トレッカーも西洋人全体と同じくらいいたかな。
逆に、日本人を全然見かけなくなりました。
4年前にはにぎわっていた日本人宿サンタナも撤退しちゃったみたいだし、よく通った激安激ウマ食堂もピッツェリアに変わっちゃってました。
レイクサイド北側にはだいぶお店が増えて、カフェやジューススタンド、ヘンプのクラフトショップもかなり増えたなぁ。
ダムサイドにあったヘンプギャラリーは店じまいしちゃったみたいです。あんまりお客さん来なくなっちゃったんでしょうね。
ショールを置く店は相変わらずいっぱいあるんだけれど、手編みのソックスや手袋は品数がだいぶ減りました。
単価安いもんねぇ…。とはいえ、4年前のダブルプライスですよ。200ルピーで売ってたものが400ルピーに。
我が家では、ネパールの手編みソックスを愛用しており、またいくつか買い足そうかと思っていたのに、価格もさることながら、かわいい色合いのソックスが全然見つからず。サイズも種類も昔の何分の1。ビームスが3,500円で売ってた手袋だって、もう店の端っこに追いやられちゃってます。
けれども、買うものがないのは今のわたしにはいいことで、その代わりと言っては何ですが、ポカラ近郊へトレッキングに出かけることにしました。
一度登ったことのあるサランコットへ日帰りトレックに行こうかなと考えていたところ、素敵なブログを書いてくださってる方がいて、ダンプスまで足をのばしてみることにしました。
参考ブログ↓
https://4travel.jp/travelogue/10838337
ダンプスは、アンナプルナエリアへトレッキングに行く際の入口のような場所。許可証などは取らずに行くことができる、ヒマラヤを近くで眺められるところです。
ポカラに来れば、ヒマラヤは当然見られるものと思っていました。
雨季でもないですしね。
ところが、到着した日も翌日も曇り。まったく山が見えない!!
せっかくポカラまで来てヒマラヤが見えないのでは、なんだか来た甲斐半減した気分。
曇り続きならきっと明日は晴れるはず!と、祈る気持ちでダンプスへ出かけることにしました。
ポカラの宿は滞在中の宿泊分全てを予約していたのですが、もしもダンプスでいい宿が見つけられたら一泊してこようと思い、一応寝袋の用意だけはしていきました。
めちゃくちゃ軽装です。
トレッキングシューズとステッキは装備していたものの、リュックすら背負わず、肩掛けバックに寝袋、水、お菓子、お財布、手ぬぐい。以上!
なめきってますが、でもダンプスまでなら正直これで十分です。
地元の人が毎日通勤で歩くような道ですから。
朝6:30にはゲストハウスを出発して、朝ごはん用のパンなどを買いつつ、ハランチョークでハリチョーク方面行きのバスに乗車。
シャンティナガルチョークで乗合ジープに乗り換え、バルグンバスパークまで。
さらにここからバスに乗ってトレッキングコース入口のフェディまで向かいます。
乗り換えの際、みかんを一袋購入。
バスの車窓から見えるヒマラヤ!久々のヒマラヤにドキドキワクワク!
これこれー!これが見たかった!と興奮気味に写真をパチパチ。
これはなかなか期待出来そうだなと心弾みました。
9時前にはフェディに到着し、さっそく登り始めます。
舗装された登山道。
喉が乾いたらみかんを食べて。
地元の学校の先生が通りかかったので、みかんのおすそ分け。
ここからダンプスまで一緒に登っていくことに。
この先生は毎日通勤で往復してますからね。トレッキングコースといっても完全に生活道です。
ダンプス 到着〜!
到着したのは村の東側。
ここから村の中を散策しに西へ向かって歩いていきます。
ゲストハウスけっこうたくさんあります。
アンナプルナトレックから帰ってくる人たちともたくさんすれ違いました。
みんな自然満喫していい顔してます。
わたしも元々はランタンやマナスルトレックを予定していました。
ネパール人の友達がトレッキングガイドをしていたため、彼にガイドを頼もうと思っていたのです。
でも、その友達が今はスペインに出稼ぎに行ってしまっており、なおかつガンゴトリでのトレッキングでガイドとのトラブルがあったことで、女ひとりで長期トレック出かけるのはリスクがあるなと思い返し、今回は断念することにしました。
風の旅行社が経営しているゲストハウス「月の家」を見てみたく、トレッキングコースをオーストラリアンキャンプ方面に向かって歩いていきます。
村の集落は大きく分けて2つに分かれており、西側の集落の中に小さく看板を出していました。
きれいに整備されたお庭。
晴天であれば、綺麗にヒマラヤが見渡せたでしょう。
そう、バスの中で期待したヒマヤラの山々は昼近くになるとすっかり雲に隠れてしまっていたのでした。
ヒマラヤの山々はそう簡単に姿を見せてくれません。
とはいえ、澄んだ空気と穏やかな気候で心地よい時間。
手頃なゲストハウスがあれば一泊していこうと決め、宿探しを始めました。
つづく。