徒然日記

みかん収穫

みかん1

こんにちは!

ポカポカの陽射しが降り注ぎ、富士山も綺麗に見えたこの週末。
みなさん、いかがお過ごしでしたか?

わたしは、みかん農家をしている友人のヘルプで、みかんの収穫のお手伝いに行ってきました。

母の実家や叔母の家がみかん農家をしていたこともあって、みかんにはけっこうな親しみがあったのですが、
実際にみかんの収穫のお手伝いをするのは初めてのことで、四方八方に広がる枝に四苦八苦。

高いところ低いところ、枝の手前や奥、斜面に脚立を立ててバランスを保ちながらのみかん切り作業は簡単とはいえませんでしたが、
ときどき剪定したみかんをポトポト落っことしながらも、みんなで和気あいあい無農薬の愛情たっぷりみかんを収穫したのでした。

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みかん畑からの眺めは最高で、ふわふわの土のうえを心地良く歩き、自然の成り立ちを面白く感じたり自然の恵みをありがたく思ったりした1日なのでした。

楽しかったなぁ〜

Natsumi

ダライ・ラマ法王講演

Dalai Lama

今日はダライ・ラマ法王の講演を聴きに横浜へ。

わたし自身、特に熱心な仏教徒というわけではないのですが、仏教の教えは好きで、ダライ・ラマという人への興味は以前から大きくありました。

2年前にインドのダラムサラでティーチングを聴くチャンスを逃していたので、今回日本でようやく念願叶ったわけです。

今日の講演のテーマは、わたしたち人間が必ずもっている尊い種(=愛情と慈悲のこころ)のお話。

愛情=相手が幸せになったらどんなにいいだろう
慈悲=相手が苦しみから解放されたらどんなにいいだろう
という気持ちを、もっともっと育てていく必要があり、

そのためには、
①たくさん勉強をして(仏教でいえば、聖典を読んだり師匠から教えを受けたり)
②得た知識を自分の中でよく分析し理解して
③実践を通し体験していくこと
なんだそうです。

すごくシンプルだけど、
たぶん②と③は、そんなに簡単なことじゃない…

でも、繰り返し行うことで慣習化されるとのこと。

そして、仏教ならではの教え

仏陀は汚れを取り除いてはくれない、
悟りを開かせてくれたりもしない、
ただその方法を説くのみ、
努力するのはあなた自身ですよ、と。

棚からぼた餅狙ってないかな、楽して何かを得ようとしてないかなと
ちょっとドキッとさせられるお言葉でした。

法王は、お話の最中にも聴衆を見回してはニッコリと手を振るチャーミングなお方で、ご高齢にもかかわらず講演は立ったまま。力強い声が印象的でした。

もう今日は初“生”ダライ・ラマということでルンルンで待ち焦がれていたせいもあって、法王が壇上に現れた途端、もうあの圧倒的に優しいエネルギーに即ウルウルなわたしなのでした。

あぁ〜いい時間だったな〜

Natsumi

鼻の穴のお話

こんにちは。

10月も半ばに来て、一気に涼しくなったり夏日にぶり返したりと、変化が激しい毎日ですね。

私は数日間、寒暖差で鼻水が止まりませんでした。

みなさんはいかがお過ごしですか?

さて、前回の徒然日記では、旅行に行ってきたお話を書きました。

この十数年の間に、かれこれ何十回と海外へと出かけて、
それはそれはとても楽しく
いつまでたっても旅に出たい気持ちは衰え知らずなわけですが、

そんな中ここ数年、
唯一毎回辛い思いをし、悩まされていることがありました。

それは、飛行機移動中に起きる耳痛です。

いわゆる「耳抜き」ができない状態。

飛行機用の耳栓をつけたり、飴玉をなめたり、いろいろ対策をしてみたものの、
耳の奥のツーンとした激しい痛みは毎度のこと襲いかかってきていました。

酷い時には中耳炎を起こすほど。

着陸後も空気が抜けず、唾を飲み込むと耳の奥にバリっと音がして激痛が走るなんてこともよく…

旅のため避けては通れない道とはいえ、やはり飛行機移動には若干のトラウマも覚えていました。

なぜここまで、耳抜きができなくなってしまったのか。

わたしは、あるとき、旅前に耳鼻科を訪ねたことがありました。

飛行機に乗る度、中耳炎もしくはその手前ぐらいまで耳を痛めてしまう。
何かいい方法はありませんか、と。

耳鼻科の先生からは、鼻炎用の飲み薬と点鼻薬が処方されました。

とにかく鼻の通りを良くしておくように、ということです。

その後、その薬を信じて飛行機に乗り込むと、なんといつもよりだいぶ楽になったのです。

なるほど、「鼻の通りか!」とガッテン。

それからというもの、旅に鼻炎薬と点鼻薬は欠かせないものになりました。

しかしながら、この点鼻薬、どうにもマズイ。
鼻の奥から垂れてくる薬が苦くてマズくてたまらない。
しかも、タイミングを外すとやはり耳抜きができない状況になってしまう。
機内に持ち込み忘れたときなんて最悪。

ワガママ言ってる場合ではありませんが、
毎回薬を飲まねばならないのも、なんだかなぁーと思っていました。

そんなところ、半年ほど前、ヨガのお師匠さんから、鼻のつまりを解く方法なるものを伝授してもらったのです。

正確には、左右の鼻腔の優劣を逆転させる方法なのですが。

わたしたちの鼻腔は普段、90分から120分間ごとに左右のつまりの優劣が入れ替わっているって、
知っていましたか?

これは、交感神経と副交感神経のバランスを保つこととも関係しているのです。

右の鼻の穴は左脳と、左の鼻の穴は右脳と、それぞれ関係しており、
右の鼻の穴が通っているときは左脳が優勢で思考が活発な状態、
左の鼻の穴が通っているときは右脳が優勢でリラックスしていたり眠たい状態に近いんだそうです。

それをヨガでは、呼吸法の練習の前などに左右の鼻の通りを整えておくため強制的につまりを解きます。

具体的には、
詰まっている方の穴と同じ側の手を、逆側の腕(ワキ)に挟み込むという方法です。

手をパーの状態で挟んでもいいですし、グーにして(拳をにぎって)ワキに押し当てるように挟み込んでもOKです。
もし右の鼻の穴がつまっていたら、右手を左のワキに挟むことになります。

※写真参照

鼻のつまりを解く

この方法、本当に効果がありまして、
挟んで2-3分経つと、本当に鼻の通りがよくなるんです!

これを飛行機の中でやってみたところ効果テキメン!!

なんと耳抜きができるように…!!涙

ただし、手をずっと挟みっぱなしでいると、今度は逆側の鼻の穴が詰まってきますから、適当に挟んだり抜いたりしなくてはいけないんですが。

でも、お薬に頼らなくても、この方法があれば私の耳は救われるようになったのです。

もちろん、風邪やアレルギーで、完全に両鼻つまった状態のときは無理だと思いますが、
もし飛行機や新幹線でわたしと同じようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃったら、
是非試してほしい方法です。

Natsumi

夏の思い出

こんにちは。

9月に入っても残暑厳しい毎日が続いていますね。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、わたしは8月下旬に夏休みをいただき、メキシコとキューバへひとり旅に出かけてまいりました!

メキシコでは、グアナファトとサンミゲルデアジェンテというカラフルでかわいい町を散策しに行ったり、

グアナファト

テオティワカン遺跡を見学に行ったり。

テオティワカン

キューバでは、カリブ海で泳いだり(ひとりで!笑)、

カリブ海

キューバ音楽を聴きにライブハウスへ通ったり。

キューバMUSIC

どちらの国も、人々が明るく親切で、夢のように楽しい日々でした。

充実の夏休みをいただいたので、プラーナいっぱいで営業再開です。

みなさまのお越しをお待ちしております!

Natsumi

ハーブづくり始めました

ハーブ

こんにちは。

8月に入り、いっきに夏らしい陽射しですね。

とろけそうな暑さ。

みなさん、いかがお過ごしですか?

わたしは最近、自宅の庭でハーブ栽培を楽しんでいます。

庭といっても猫の額ほどしかない空きスペースで、栽培といってもプランターで、少ない種類から始めました。

でも、たった一本の苗からとってもいい香りがしてきたり、摘み取ってつくるフレッシュハーブティーが美味しかったり、ささやかですがハーブにより元気と癒しをもらっています。

苗は三島にある落合ハーブ園さんから購入。

さすがオーガニック栽培なだけあり、届いたハーブには芋虫やバッタがくっついてきました。笑

このバッタ、相当バジルが好きなんでしょうね。

遠くへ逃しても逃しても、気がつくとバジルの葉っぱを食べにきている…

タイバジルとホーリーバジルは、あっという間に穴だらけ…!

穴が開いたら、摘み取って洗い、お茶にしていただいています。

バッタも大好きなバジルたち。美味しいわけです。

ホーリーバジルは、インドではトゥルシーと呼ばれ、ハーブの王様と言われるくらい万能のハーブ。

解毒、免疫機能向上、精神安定などの効果が期待されます。

また、家の周りに植えておくと邪気を払ってくれるとの言い伝えも。

サロンでもインド産トゥルシーティーをトリートメント後にお出ししておりますが、庭のハーブが育ってきたら、是非フレッシュハーブティーを飲んでいただきたいと思います♪

バッタとも分かち合いつつ、引き続き、楽しみながら栽培続けてまいりま〜す。

なつみ

ターメリックさまさま

スパイスボックス

こんにちは。

梅雨に入り、蒸し暑い季節がやってきましたね。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今日はアーユルヴェーダでよく活用されているスパイスのひとつ、ターメリックのお話をしたいと思います。

トップの写真は、我が家のスパイスボックス。

インド滞在時、インド人宅のキッチンで見せていただいたスパイスボックスに一目惚れして、現地のキッチン用品専門店で購入してきました。

中身は、クミンシード・マスタードシード・ターメリック・チリパウダー・ガラムマサラ・塩で、インド家庭料理の定番調味料を詰めています。

中央に鎮座している黄色のスパイスがターメリック。日本名ではウコンですね。

ウコンというと、日本では「飲む前に飲む!」みたいなイメージが強いんじゃないかと思うのですが、インドではほぼ毎日料理に使われていますし、時には食べるだけじゃなく、塗り薬としても用いられています。

インド旅行中に訪れたハンピという田舎の村(一応村全体が世界遺産の聖地)でのできごと。

診療所もない、本当に小さな小さな村で、野良犬なのか飼い犬なのかわからない犬がそこかしこにうろうろしています。

滞在していたゲストハウスには、ある一匹の犬が毎日散歩にきていましたが、虫刺されかなにかでひどいタダレがありました。

毛は禿げ上がり血がにじんでいる姿は、目を背けたくなるくらいひどい姿。

ところがある日、その犬の皮膚は黄色に染まっていました。

そして数日すると血のにじみはおさまり、明らかに症状が改善しています。

どうしたのかと不思議に思っていると、長らく留守にしていた飼い主が家に戻り、その犬の症状をみてターメリックを擦り込んでいたらしいのです。

日本でいう「火傷にはアロエ」的な、インド版おばあちゃんの知恵袋で「傷にはターメリック」というわけでした。

ターメリックにはたしかに乱れたピッタを鎮める性質があり、消炎作用があります。

なるほど、ターメリックには外傷への効能もあるのだなと思ったできごとでした。

これから夏に向け、ピッタドーシャが高まっていきます。

体の中に熱を溜め込めやすい季節。

ピッタが乱れて、消化不良や肌トラブル(吹き出物など)を起こしやすくなります。

そんなときには是非ターメリックを。

料理に使って体内に取り込むもよし、ヨーグルトと混ぜてパックするもよし、お水に溶いてコットンで肌になじませるだけでもニキビの炎症が落ち着いてきますよ。

ただし、顔が黄色く染まっちゃいますので、ご注意を!(よく洗うか1~2日すれば落ちます。)

是非お試しください^ ^
そして蒸し暑い夏を乗り切りましょう!

Natsumi

earth ‘n’ オープン!

ロゴ

はじめまして!

2016年4月22日、静岡市清水区にリラクゼーションサロン「earth ‘n’」をオープンいたしました。

セラピストひとりの、小さなおうちサロンです。

インド伝統医学アーユルヴェーダの考え方を基軸にし、「アビヤンガ」「ディープティシュー」「タイ古式」の3つのメニューでトリートメントをさせていただいております。

ホームページの制作がお店のオープンに間に合わず、現在(2016年5月時点)も一部準備中なのですが、徐々に整えてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

さて、初回の徒然日記は、店名の由来についてお話したいと思います。

「earth ‘n’」と書いて「アース エン」と読みます。

エヌではなくエンと読ませるところにも少々こだわりがあるのです。

自己紹介もかねつつ、お店のコンセプトなどについてもお話させていただこうと思います。

earth…
学生時代に海外旅行にはまり、それから約15年で25カ国ほど訪問しました。

パッケージツアーを利用して旅行したこともありましたが、ほとんどは個人旅行、いわゆるバックパッカー的な自由旅行です。

行く先々で、これまで知らなかったものに出会ったり、価値観を考え直すきっかけをもらったり、想像力の幅を広げてもらったり、新しいことを学んだりしました。

サロンのメニューも、インドとタイで修学したものです。

そして、いろいろなトラブル(パスポートやお財布をなくしたり、高熱を出してダウンしたり)もありましたが、その都度、いつも人の優しさに助けられて旅が続けてこられました。

わたしにとってかけがえのない人や場所、思い出が、この地球上にいっぱい広がったのです。

大好きがたくさん詰まった地球。そして、いつもたくさんの恵みをくれる地球。

この星に生まれたことへの感謝を込めてearthを店名にいれました。

‘n’…
このnには、いくつかの意味を込めました。

(nature)自然のエネルギーが詰まったハーブを用いて自然と調和した体を目指す

(nap)お昼寝するような心地よさを感じてもらいたい

(&)お客様と地球とわたし、共生していることを大切に

(縁)まだ見ぬお客様との素敵なご縁がありますように

(Natsumi)そして、わたしの名前の頭文字であるN

地球上にはいろんな生き物や植物、物質などがあり、それらが大きな自然のもと絶妙なバランスで成り立っていますよね。

わたしたちのからだも同じように絶妙なバランスが保たれて健康に過ごすことができています。

そして、この大きなバランスとからだのバランスを保つのもやはりバランス。お互いに影響し合っています。

この大事なバランスを保つこと、不調があればその乱れを改善すること、そういうお手伝いをearth ‘n’はさせていただきたいなと思っています。

アーユルヴェーダの考え方で、”健康”とは「身体・心・魂」がすべて整ってはじめて健康だとされています。

わたしは魂に触れることはできませんが、身体と心の部分をほんの少しケアすることはできるのではないかと思います。

疲れが溜まってきたなと感じたら、最近ちょっと不調だなと思ったら、嫌なことがあって愚痴りたい気分なら、どうぞお気軽にお越しください。

もちろん、定期的なメンテナンスや頑張った日のご褒美、空いた時間の暇つぶしでもかまいません!

素敵なご縁を楽しみにお待ちしております。

なつみ