ナマステ!
こんにちは!
インドのヒンドゥー教カレンダーでは、今年は11月7日が新年です。
そんなわけで、インド国内では新年のお祝いムード一色。
11月1日にヴィパッサナーセンターを出て街中へ戻ると、あちこちで新年を迎えるためのグッズが店頭に並べられていました。
日本でいうところの、御飾りや門松的な。
新年を迎えるにあたり、新しい日用品を揃えたり、新しい下着や服を用意するのも、日本の新年の迎え方と似ていますね。
ディワリはナショナルホリデーのため、インド中で人の大移動が起こります。
しかも、みんな贈り物を抱えて大荷物。
列車内には、お菓子の詰め合わせセットやら、寝具やら、テレビやら。
そう、わたしはそんな人の波に乗って、ディワリの前日11月6日の夜にリシケシを出て列車でデリーへと向かっていました。
デリーでは、ヴィパッサナーセンターでルームメイトだったインド女子のお部屋にお世話になって、ディワリを一緒に過ごすことにしていたのです。
一般的には、ディワリは家族と一緒に迎えるものらしいのですが、彼女はジャイナ教徒のためそこまでディワリへの情熱がないことと笑、国家公務員試験に向けて猛勉強中のため、かつヴィパッサナーコース参加で12日間勉強ができなかったため、今年は帰省を控えたとの話でした。
いやはやしかし、ヴィパッサナーセンターでルームメイトだったとはいえ、10日間口を聞かず、目も合わさず、ほぼコミュニケーションゼロだったわたしたちが、こうして部屋に泊めてもらう仲になるとは…。
縁てわからないものです。
リシケシから列車で移動と言いましたが、正確には隣駅のライワラ駅から列車に乗りました。
リシケシ駅はとても小さく列車の本数が極端に少ないためです。
リシケシのレイルウェイロードからライワラ駅まで乗合リクシャーで50ルピー弱。
約30分程の道のりだったかなぁ…無事に乗車駅までやってきました。
22:28ライワラ発〜8:30デリー着で195ルピー。
インド人価格でチケット購入できました。ラッキー!
こんなディワリ直前の列車、外国人枠しかとれないだろうと思ってましたが、運良くスリーパークラスが空いていました。3段ベッドの真ん中だったけど。
普段は煩わしさのないアッパーベッドを予約するのですが、今回は乗車時刻が夜の22時半。すでに乗客は寝ている時間で、乗車後すぐにベッドをつくらせてもらったので(通常、真ん中のベッドは折りたたまれています)、デリーに到着するまでずっと横になっていられて、何の問題もありませんでした。
オールドデリーに到着し、友人の住む町までメトロで移動。
早朝はまだそこまで混雑していないので、大荷物でもなんとかセーフ。
メトロの駅から友人宅までは、そんなに離れていないと聞いていたため、サイクルリキシャを使って、書いてもらった住所まで連れて行ってもらいました。
が、、、そのリキシャワラ、字が読めない人でした!
そんなこととは知らず、着いたところでリキシャワラの電話を借りて友人に電話してみると、全然違うところ!
ずいぶん走るな〜とは思ったんですよね。
で、友人に直接説明してもらって、ようやくたどり着くと、そのリキシャワラ「いっぱい走ったから50ルピーちょうだい」と。
もとは30ルピーの約束。しかも友人に聞いたところ、駅からは10ルピーの距離だそう。
いっぱい走ったのは、そっちのせいだろう!!と思ったけれど、電話を借りなければたどり着けなかったのも事実。
40ルピーを支払ってその場を去りました。
友人宅は、大家さんの部屋を間借りしていて、キッチンもバスルームもバルコニーも付いて(正確には、もう一人の住人とのシェアで)、清潔な十分な広さの住まいでした。
「本当に来てくれて嬉しい!でも絶対来てくれるって信じてた!」と笑顔の友人ガリマ。
シェアメイトも紹介してもらい、ディワリを3人で一緒に祝いました。
部屋の前を飾り付け。
地面にはカラフルな模様を。
手づくりごはん。美味しかった!
町中は夕方から深夜まで爆竹と花火の大騒ぎ。
我らはバルコニーから人の行き交いをのんびり眺めておりました。
たまたま瞑想コースで同部屋だった彼女。
Keep Silenceを守ってくれた有難いシェアメイト。
神さま、素敵な出会いをありがとう。
Natsumi