Wat Tam Wua でお寺体験

Wat Tam Whua

サワディーカー!

お寺に到着すると、ちょうどランチタイム。

荷物を受付横に置いて、まずは食事を取るように促されました。
お寺は朝と昼、食事は1日2回だけなので、お昼を逃すと明日の朝まで食事が取れません。

滑り込みセーフ!
お寺の配慮に感謝です。

一番偉いお坊さんと思しき方が、手招きをしていたので近寄って行くと、どこから来たのかと尋ねてきました。
日本です、と答えると、お坊さんは日本語で「こんにちは。美味しいタイフード、どうぞ。」とニコリ。
歓迎してもらっているんだなということを感じると、とても安心します。
タイのお坊さんは偉い人ほどいつもよく笑っている気がします。穏やかそうな方です。

ベジタリアンフードをいただき、自分のお皿を洗ったあと、受付をしました。
チェックインブックと書かれたノートに名前やパスポートナンバー、滞在予定日数など必要事項を記入します。
ミニマムステイが何泊かよくわかりませんが、3泊ぐらいを予定しているゲストがけっこう多かった気がします。
わたしも3泊と記入。
ちなみに1泊のみというのははさすがにNGみたいです。電話の問合せ対応しているのを聞いているとスタッフがそう言っていました。

お寺の中はキャンプ場かと思うようなつくり。
広い敷地内にバンガローがたくさん並んでいます。

Wat Tam Whua バンガロー

新人はまず、はじめの2泊をドミトリーで過ごします。
3泊目以降、バンガローに移りたい希望者は、空きがあれば移ることができます。

わたしは3泊のみの滞在だったので、あえて希望はしませんでした。
ドミトリーもそんなに不便はありません。
トイレは建物の外にもあるし、一応はみんな静かに過ごそうとしています。
(ただし、沈黙が絶対ルールになっていないため、おしゃべり可能な環境です。)

ひとつだけ気になったことがあったとすれば、夜の個人瞑想の時間、誰もドミトリーで瞑想していなかったことです。笑

スケジュール通りにいけば20:00からは各部屋で瞑想の時間。
初日の夜、ひとり目を閉じて瞑想に取り組んでみましたが、シャワーを浴びる人、部屋を出入りする人、荷物の片付けをしている人など、瞑想なんてできた環境ではありませんでした。

2日目からは諦めて早めに寝ました。笑

1日の始まりは、托鉢から始まります。
いや、本当は各部屋で4:00から読経するスケジュールなんですけど、これも誰もやらないので、6:30にお堂に集まるところからスタートです。
この期間は、だいぶ寝ましたね。笑

炊かれたごはんを各自ひと皿用意して、11人の僧侶にひとサジずつ差し上げていきます。
11分割ってけっこう難しくて、均等にならないのを最初は悩みました。
このお坊さんはけっこう食べそうなのに、ちょっとしか入れてあげられなかった…とか。

でも、僧侶たちは受け取ったご飯をその後また御釜に戻していました。

たしかに、考えてみれば、ご飯の量が半端ないのです。
ゲストは100人超。100皿のご飯を11人で食べるとなると、ひとり9皿は食べなければいけない!

戻されたご飯は、ゲストがその後朝食でいただきます。

朝食後は瞑想の時間。
敷地内を歩くウォーキングメディテーションが1時間近くあり、その後座っての瞑想、最後は仰向けに寝そべって瞑想をします。
気持ちが良くて眠りに落ちそうでした。いや、寝たかな!

10時半には、また僧侶への食事の進呈があり、続いて昼食。
朝ごはん食べてそんなに時間空いてないんですけど、これが意外にお腹空いたんですよね。
やはりベジごはんだからでしょうかね。

午後は休憩の後に瞑想の時間。今度はお寺の裏の山の中を歩きます。森の中を歩くので、これまた気持ちがいい。空気が美味しいです。
ウォーキングメディテーションの後は、同じく座位と仰向けの瞑想。

また少し休憩を挟んで夕方には敷地内のお掃除。
特に割り振りはなく、自分で勝手に参加します。だいたいが履き掃除。落ち葉を集めたり。

夜は読経の時間があり、僧侶の説法があります。
わたしが滞在した期間は、予期せずもブッダDayが含まれていたため、特別企画が多く、毎日違うことしていました。

新しいお堂の仏像設置式典とか。
キャンドルを持ってお堂の周りをグルグル歩いたりとか。
食事もスペシャルミール。

お寺スペシャルミール

知らずに行ったので、なんだか得した気分です。

瞑想修行というと、ゴエンカ式ヴィパッサナーのような厳しいルールのもとストイックにするものだと思っていましたが、ワットタムウワでの滞在は、お寺体験を通して仏教を学びながら、ゆるやかに静かに座る時間をもつことがテーマかなと思いました。

鳥のさえずり、少し冷んやり涼しい空気と、綺麗な満月。
お腹いっぱい胸いっぱい、気持ちよく思いっきり深い呼吸ができる場所でした。

満月

帰りはお寺を9:00出発のソンテウに乗ってパーイまで。100バーツ。

帰りのソンテウ

パーイからチェンマイまではアヤサービスのバンに乗ってターペー門まで帰ってきました。150バーツ。

短い時間でしたが、行ってよかったな。
旅人からの生情報は、どんなガイドブックよりもわたしを素敵な場所へと繋いでくれます。

戻ってきた快適ゲストハウス60Bule House(ここも旅人おススメ)で、ひと晩眠ったら、明日にはあの人との再会が待っています!

Natsumi

kindness

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。