サワディーカー!
タイ滞在も後半に入り、瞑想でもしに行ってみようかと思い、気軽に短期でいける瞑想センターを調べていました。
はじめは、チェンマイ市内にある、ワットウモーンに行く予定でいたのですが、オムサラで知り合ったドイツ人から「メーホーソンにあるワットタンウアが良かったよ」という情報をもらって、再検討。
調べてみると確かに素敵な環境らしく、行き先変更。
20分でいける距離から6時間かかる場所へ。
興津に行くつもりが、岐阜へ行くことに、くらいの大変更。
タイにいると、それがとても簡単にできてしまうのが不思議ですね。
さて、土曜日の朝。
7:30発メーホーソン行きのバスに乗ろうと、アーケードバスターミナルへ7:00前に行ってチケット売り場へ。
着いてびっくり。チケット売り場に行列!
想定外でした。こんなにメーホーソン方面へ向かう人がいたとは。
ようやく自分の番がやってきて、Wat Tam Wuaまでのバスの有無を尋ねると、「乗れるのは11:30のバス」との回答。
11:30!4時間後!うわわ、そんなに待ってられない!
パーイからローカルバスか何か、別の手段が見つかるかもしれないと思い、とりあえずパーイまでのチケットを購入。
7:30にチェンマイを出発しました。
でも、そうそううまくはいきませんでした。
パーイに着いて、メーホーソン方面行きのバスがないか聞いてみましたが、ナッシング!
けど、まぁ、今日瞑想センターにたどり着けないことは、そういう流れなんだろうと思い、諦めてパーイで一泊することに。
翌朝8:00発のメーホーソン行きのバスチケットはしっかり予約して!
さて。
では、まず今夜の宿を取らなくては。
カフェでブランチを食べながら宿探し開始です。
メインストリートから歩ける場所で、なおかつ安くて清潔なところ!
Genius会員になってしまったBooking.comに今回も頼ります。
当日予約ということで、ディスカウントプライスがけっこうある!
4年前、満室で断られたTwin Hut。バンガロー取れるなぁ〜。どうしよっかな〜。
パーイに滞在するなら、断然バンガロー宿泊がおすすめ。
田園風景眺めながら静かにまったりできるのがパーイの良さなのです。
でも、今回はただの経由地。
ただの一泊。
ここは、利便性と価格で決めよう。
徒歩15分、口コミ評価もそこそこ高く、清潔そうで、何より安いという理由で、ジッコハーレムというゲストハウスに予約をポチ。
ブランチを終えて、さっそく宿に。
ついさっき予約したばかりなのに、手書きの予約票にはすでにわたしの名前がちゃんと記載されていて、なんだか安心感と嬉しさがあります。
部屋に通されると、、、ん?
ベッドが2つしかない。ここはドミトリー??
聞くと、なにやらオーバーブッキングになってしまったとかで、個室へとグレードアップされていたのでした。
うわわ!ラッキー☆
荷物をおろし、ベッドへ座ると、酔い止め効果で急に睡魔が…。
短い滞在のパーイで、3時間昼寝をしてしまいました。
目を覚まして向かった先は、大好きなお店Khun Nai Tern Sai。
ゲストハウスとカフェもやっている、素朴だけどオシャレで落ち着く場所です。
店の前まで行くとゲートが閉まっている… 店も閉まっていそう…
タイミング悪かったかなーと思いながら、敷地の中へ入り奥を覗いてみると、、、オーナー発見!
どうやら、ここ数日、いろいろとやることがあってお店もゲストハウスも閉めていたようでした。
でも、何度か泊まったことがあるわたしのことをオーナーは覚えていてくれて、閉まっていた店の中へコッソリと入れてくれました。
フルーツジュースを出してくれたり、マンゴスチンをくれたり。
お休み中にお邪魔して申し訳なかったけど、こんなタイミングだったから、逆にゆっくりさせてもらえました。
おもてなしに感謝。
重たくなっちゃうけど、ここのお店の陶器は大好きなので、数点、持って帰って我が家の茶箪笥に仲間入りさせます。
一旦お土産を置きに宿へと戻ると、玄関にFree BBQの文字が。
今夜は街中の姉妹店で無料バーベキューをするから、おいで!とのお誘い。
これまたラッキーな。
今夜はチェンマイの宿で知り合ったサナエさんとパーイで再会できることになっていたので、BBQに誘ってみよう。
なんだか、すごくツイテルわー!
サナエさんは、同じ静岡出身の女性で、共通の知り合いがいたことが判明したご縁のある方。
その彼女と、まさかのパーイでさっそく再会。
本当にご縁のある方だわぁ〜
サナエさんは、自分の感性を大事に、今を大事に、生きてる素敵な女性。
話がすんなり通じてビックリ!と、近い価値観で話ができる方。
何かの因果で今一緒に過ごしているこの時間、それが素敵だったらそれだけでいいよね、と。
Free BBQは、ジッコハーレム姉妹店1階のバーでやっていました。
バーなので、食べ物は無料でも、お酒飲んでほしいんですよね、きっと。
でも、わたしもサナエさんも、手にはThai Tea。
持ち込みかよ!って話です。笑
でも、タイ人はおおらかですね〜
何も言わずに、BBQを出してくれました。
サナエさんとのおしゃべりは、あっという間に時間が過ぎます。
気づけば22時過ぎ。
そろそろ宿へ戻らないと。
執着心が小さい彼女は、別れも爽やかです。
また会おうね、とは言いません。
会えて嬉しかった。元気でね。楽しんでね。
ジッコハーレムのサイドカーに乗って、サナエさんを宿まで届けて、わたしも明日に備えて早めに寝たいと思います。
おやすみなさい。
Natsumi