ジャイサルメ〜ル!!

jaisalmer

ナマステ!
こんにちは!

砂漠の街、ジャイサルメール にやってきました。
その昔、インドからパキスタンへと続く道がこのジャイサルメールを通っていた頃、ここは交易の要所として随分栄えていたそうな。
今はその道が途絶えてしまったため、一観光地と化しています。
砂漠でのキャメルライドツアーが人気なのだけれども、実質一日半しか時間のないわたしたちは、砂漠をあきらめて町歩きに精を出しました。
食べ歩き。買い物歩き。
フォート内、フォート周辺をぐるぐるぐるぐる。

ナオミエルも目を輝かせている!
どうやらインド料理がとっても口に合っているようです。
食べるもの食べるもの「美味しいぃぃー♡」と喜んでいます。
たしかに美味しい。
でも、日本人にはこのスパイスたっぷりな味が合わない人もたくさんいると思われます。
そういう意味では、ナオミエルはインドとの相性がとても良いんでしょう。

おススメのお店をいくつか。

KANCHAN SHREE ICE CREAM
ここのクルフィが絶品すぎる!
クルフィとはインドアイスのことで、ナッツやフルーツが混ざっているのだけれど、ここのスペシャルクルフィが美味しくてたまりません!
ラッシーも有名でマハラジャラッシーがおススメですが、クルフィの前ではその美味しさも霞む。
好みの問題だとは思いますが。ナオミエルはラッシーにも大変喜んでおりました。ちなみに、ここのラッシーはどろどろで甘々のスイーツです。ノーマルラッシーを想像してたら、全くの別物!

kanchan shree ice cream

special kulfi

マハラジャラッシー

TRIO
フォート近くの高級レストラン。生演奏があるってことで予約して行ってみました。
でも、何時からステージ始まるんでしょうねぇ?笑
一応確認して19時に予約したんですけどねぇ。21時過ぎても演奏は始まりませんでした。
ま、ここはインド。
それより何より、ここのお料理!特にラジャスターニギャッテ。素晴らしく美味しかったです。
程よい酸味と辛味、ほんの少しクリーミーでマイルド。
天を仰いだこと数知れず。もちろんいい意味で、です。なんて幸せな時なのでしょう。
ラジャスターン限定販売のワインとともに。
店内の雰囲気も良く、たまに贅沢したいと思ったら迷わずこちらへ。
お腹いっぱい食べて、ビール2本とワイン小ボトルも頼んで、ふたりで2,500ルピーくらいだったかな。
高かったのはワインで、一本1,000ルピーしました。
日本の居酒屋行ったと思えば、大した金額ではないですけどね。
大変素敵なディナーでした。
おトイレもキレイです。

Torio

Gatte

SONEE ART Galley
フォート内のショップで、かわいいメモ帳が売ってます。お土産によさげなミラー刺繍のやつとか。
ナオミエル、ごっそり買っておりました。会社の方々へ配るそうです。
一番小さいサイズが100ルピーで、150、200、250ルピーと、いろんなサイズが置いてあります。
メヘンディもやってもらいました。片手150ルピー。10分くらいで描いてくれたかな。
この店のオーナー家族みんな芸術関係だそうで、ママはメヘンディ、息子はペインディングをしています。
仲良くなると、少しディスカウントしてくれます。またはオマケをつけてくれる。
ジャイナ教寺院からほど近く。ショップ名を言えば誰かしら教えてくれるかと。
一応、電話番号も載せておきます。
+91-9783168383

Sonee shop

mehendi

KUFU COFFEE
フォート内のコーヒー屋さん。
夕日を眺めるのに最適な場所。
マサラアメリカーノがすごく美味しかったです!クッキー付き。
オーナーも感じのいい人で、日が沈むまで、のんびりさせてもらえます。

masala americano

kudu coffee

HOTEL TOKYO PALACE
宿泊したホテル。
とにかくホスピタリティがすごい。チャイ、水、レモンウォーター、お味噌汁はいつでもサービス。
バスや列車の手配もその場ですぐに対応してくれ、早朝出発のバスにも座席まで送ってくれました。
そして、なんと。ナオミエルが部屋に忘れてきた500円の腕時計。いや、値段とかどうでもいいんですけどね、その時計を、出発してしまったバスをバイクで追いかけてきて届けてくれたのでした!
もう、その驚きと感動といったら!!!
屋上レストランからの眺めも最高だったし、次回ジャイサルメールを訪れる機会があれば、もう必ず、必ずや、TOKYO PALACEにもう一度宿泊させてもらいます!
感謝感激。本当にありがとうございました!トーキョーパレス!連呼しちゃう!!トーキョーパレス!!!
http://tokyopalace.net/ja/

Natsumi

ナオミエルがやってきた!

ナマステ!
こんにちは!

急な体調不良に見舞われ、夜通し嘔吐下痢を繰り返してげっそり顔で迎えた朝、どうにかこうにかトイレに駆け込む必要がなくなるところまで回復して、日本からの友人を迎えにデリー空港まで向かいました。

今日から10日間、友人のナオミエルと一緒にラジャスターン旅行なのです!
たぶん、嬉しすぎて楽しみすぎて体調を崩しました。
昔からそういうところがあるのです。
学校行事の前日に風邪をひくタイプ。

ガリマとシェアメイトには、とても心配をかけてしまい、申し訳なかったな…。
ガリマの家から空港へは、この体調不良と大荷物を考えてタクシーを利用。
ウーバータクシーを呼んでもらって、300ルピーほどで空港到着。

到着ロビーで待ち合わせをしていたわたしたちでしたが、乗客でないわたしはロビーへ入れず!
やばい。待ち合わせポイントまで行けない…!

電話をかけてみるも、なぜか今旅携帯がうまく働かず。
最終手段でSMSを送信。
どうか、届いて…!!

すると数分後「今から出ます!」と返信が。
ゲートからナオミエルの姿が見えたときには、本当にホッとしました。
なにせ初インドのナオミエル。
しかも発展途上国への旅もバックパックを担いでの旅も初めて。
とにかく、無事に会えることが私たちの重要ポイントでした。

旅のはじめの目的地はジャイサルメール !
列車は夕方17:35オールドデリー発。
乗るまでに少し時間があったので、空港内のカフェにてしばし待機することに。
荷物を持って街中うろつくのも大変ですしね。
っていうか、わたしにその体力はありませんでした…。

空っぽの胃に、ゆっくりミックスジュースを流し込みます。
お、お、おいしい…涙
油もの、消化に重たそうなものはしばらくお預けにして、水分補給に努めます。

ナオミエルは、ドーサを食べながら店内に鳥が出入りしていることに注目していました。
そういうことに慣れてしまったわたしには、ナオミエルの驚きがとても新鮮です。

オールドデリー駅までは、空港からメトロで。
メトロが便利でリクシャーも商売あがったりでしょうね。
ニューデリーからオールドデリーまで、どんなに安くても150ルピーと言われましたが、メトロなら10ルピーで移動できちゃいます。
オールドデリー駅では、荷物チェックの列がズラ〜っと。
余裕をもって1時間前には着いていましたが、ホームに着く頃には30分前に。
果物を買って、車両を確認し、ようやく座席に着いたのが15分前。

はぁ〜、これで、あとは一晩寝るだけだ〜

初めて乗る2A車両は、取り立ててキレイだとか、快適だとかいうことはないけれども、乗客のレベル…っていえばいいのかな…、みんなお金持ちそうな人たちばかりでした。
ベッドも2段なので、人口密度も薄め。
前の晩、寝床とトイレの往復でほとんど寝られなかったわたしは、19時前に横になるとそのまま翌朝8時頃まで寝続けたのでした。
ナオミエルほっぽらかして。笑

AC車両には窓がないため、基本ホームの物売りとはやりとりができません。
でも、チャイ屋のおじちゃんだけはやってきます。
翌朝、久々にチャイを口にします。

うん、だいぶ回復したな。
もう大丈夫そうだ。
自分の胃腸を確認します。

デリーを出発してから18時間。
ほぼほぼオンタイムでジャイサルメール に到着!

2泊お世話になるTOKYO PALACEの方がお迎えに来てくれました。
トヨタカー!エアコン!贅沢!
ナオミエルとの旅が始まったんだなと実感した瞬間でした。

さてさて、これからどんな旅になるのやら。
楽しみ楽しみ♬

Natsumi

Tokyo palace

ハッピーディワリ☆

ナマステ!
こんにちは!

インドのヒンドゥー教カレンダーでは、今年は11月7日が新年です。
そんなわけで、インド国内では新年のお祝いムード一色。

11月1日にヴィパッサナーセンターを出て街中へ戻ると、あちこちで新年を迎えるためのグッズが店頭に並べられていました。
日本でいうところの、御飾りや門松的な。
新年を迎えるにあたり、新しい日用品を揃えたり、新しい下着や服を用意するのも、日本の新年の迎え方と似ていますね。

ディワリはナショナルホリデーのため、インド中で人の大移動が起こります。
しかも、みんな贈り物を抱えて大荷物。
列車内には、お菓子の詰め合わせセットやら、寝具やら、テレビやら。

そう、わたしはそんな人の波に乗って、ディワリの前日11月6日の夜にリシケシを出て列車でデリーへと向かっていました。
デリーでは、ヴィパッサナーセンターでルームメイトだったインド女子のお部屋にお世話になって、ディワリを一緒に過ごすことにしていたのです。

一般的には、ディワリは家族と一緒に迎えるものらしいのですが、彼女はジャイナ教徒のためそこまでディワリへの情熱がないことと笑、国家公務員試験に向けて猛勉強中のため、かつヴィパッサナーコース参加で12日間勉強ができなかったため、今年は帰省を控えたとの話でした。

いやはやしかし、ヴィパッサナーセンターでルームメイトだったとはいえ、10日間口を聞かず、目も合わさず、ほぼコミュニケーションゼロだったわたしたちが、こうして部屋に泊めてもらう仲になるとは…。
縁てわからないものです。

リシケシから列車で移動と言いましたが、正確には隣駅のライワラ駅から列車に乗りました。
リシケシ駅はとても小さく列車の本数が極端に少ないためです。
リシケシのレイルウェイロードからライワラ駅まで乗合リクシャーで50ルピー弱。
約30分程の道のりだったかなぁ…無事に乗車駅までやってきました。

22:28ライワラ発〜8:30デリー着で195ルピー。
インド人価格でチケット購入できました。ラッキー!
こんなディワリ直前の列車、外国人枠しかとれないだろうと思ってましたが、運良くスリーパークラスが空いていました。3段ベッドの真ん中だったけど。
普段は煩わしさのないアッパーベッドを予約するのですが、今回は乗車時刻が夜の22時半。すでに乗客は寝ている時間で、乗車後すぐにベッドをつくらせてもらったので(通常、真ん中のベッドは折りたたまれています)、デリーに到着するまでずっと横になっていられて、何の問題もありませんでした。

ライワラ駅

オールドデリーに到着し、友人の住む町までメトロで移動。
早朝はまだそこまで混雑していないので、大荷物でもなんとかセーフ。
メトロの駅から友人宅までは、そんなに離れていないと聞いていたため、サイクルリキシャを使って、書いてもらった住所まで連れて行ってもらいました。

が、、、そのリキシャワラ、字が読めない人でした!
そんなこととは知らず、着いたところでリキシャワラの電話を借りて友人に電話してみると、全然違うところ!
ずいぶん走るな〜とは思ったんですよね。

で、友人に直接説明してもらって、ようやくたどり着くと、そのリキシャワラ「いっぱい走ったから50ルピーちょうだい」と。
もとは30ルピーの約束。しかも友人に聞いたところ、駅からは10ルピーの距離だそう。
いっぱい走ったのは、そっちのせいだろう!!と思ったけれど、電話を借りなければたどり着けなかったのも事実。
40ルピーを支払ってその場を去りました。

友人宅は、大家さんの部屋を間借りしていて、キッチンもバスルームもバルコニーも付いて(正確には、もう一人の住人とのシェアで)、清潔な十分な広さの住まいでした。

「本当に来てくれて嬉しい!でも絶対来てくれるって信じてた!」と笑顔の友人ガリマ。
シェアメイトも紹介してもらい、ディワリを3人で一緒に祝いました。

部屋の前を飾り付け。
地面にはカラフルな模様を。

ディワリ装飾

ディワリ装飾完成

手づくりごはん。美味しかった!

ガリマ作ビリヤニ

町中は夕方から深夜まで爆竹と花火の大騒ぎ。
我らはバルコニーから人の行き交いをのんびり眺めておりました。

たまたま瞑想コースで同部屋だった彼女。
Keep Silenceを守ってくれた有難いシェアメイト。
神さま、素敵な出会いをありがとう。

Natsumi

ヴィパッサナー10daysコース修了

ナマステ!
こんにちは!

無事に10日間を乗り切って俗世へと戻ってまいりました!
実際にはコースの始めと終わりにガイダンスと総括の日があるので、11泊12日間の滞在でした。

インドで受けたヴィパッサナー、受講生の国籍もいろいろで、かなり面白かったです。
きっと日本でコースを取っていたら全然違っていたんだろうなと、滞在中よく思いました。

何が面白かったって、
ゲップが止まらないおじさんはいるし(たぶん1分1回ペース)、インド人は2日目からおしゃべり始めちゃうし、しまいには瞑想時間にも外でおしゃべりしてるし、ロシア人はダメだと言われてもヨガしているし、話しかけてくるし、牛は走ってくるし、猿は駆け回っているし。
ブラジルやポーランドの美女たちは目の保養で、そのファッションにも毎日注目しちゃってました。

知覚を客観的に観察して嫌悪と渇望を生むサンカーラを燃やし尽くす、というのが最終目標のヴィパッサナーにおいて、新たなサンカーラをどんどん増やしてるんじゃないかと思うほどに、嫌悪も渇望も眺める機会満載でした。
特にインド人のおしゃべりについてはちょっと…。鼻歌歌っちゃうくらいのことは、共感できるんですけどねぇ。
やっぱり日本人は真面目なのでね。ルールは守りたいし、静かにと言われたら、静かにしていたいんですよね。特にこういう学びの場では。
まぁ、牛と猿はどうしようもないですが。汗

ちょっと話は逸れますが、ヨガアシュラムなどでも同様に、内観作業を進めていくのにはKeep silenceってとても大事なんだそうです。
ヨガアシュラムに行くと、日本人の静かさは大変好まれます。おとなしいことが、国際舞台でマイナスに働くことも多々ありますが、サイレンスを重要視する場においては、尊敬にも値するほど。
修行を積んでいるスワミジに褒められたりすると、なんだか日本人であることをちょっと誇らしく思ったりしますね。

なので、わざわざインドで受講するということはある意味学ぶことも多いけれど、瞑想に集中するためにはハードルが高くなることは間違いないです。笑

でも、センターの食事はとっても美味しくて、おかわりも自由なので、満腹にならないようにと言われていたのに欲張ってたくさん食べてしまいました。
無論、満腹後の瞑想時間は睡魔との戦いになります。
辛くない優しいインド料理で、インド人にも大好評でした。
コース修了後には御祝い御膳のような豪華メニューが。
あのごはんを食べられるなら、もう一回デラドゥン行きたい気も。笑

あぁ…でも、コース中、自分の英語能力の乏しさを実感させられていたのでした。
日本語オーディオが用意されているので、講話は日本語翻訳のものが聞けます。
ただ、先生との質疑応答でドギマギ。
完全に劣等生です。
旅英語は問題なくイケても、英語で学ぶことの難しさを経験した12日間でもありました。
ビリビリとかピリピリとか、微妙な感覚を英語で表現するって難しい!

肝心なコースの中身のほうはというと、初日から3日間はアーナパーナ瞑想といって鼻を出入りする呼吸にひたすら意識を向けるというもの。
そこで起こるいろいろな感覚に目を向けます。
4日目にヴィパッサナー瞑想が始まり、今度は全身の感覚を客観的に観察していきます。
足が痺れても、肩が凝っても、どこかに痒みを感じても、それらはやがて去っていくものだということを理解し、客観的に、ひとかけらの嫌悪も抱かずに、ひとかけらの渇望も抱かずに、ただ客観的に、観察をします。

ムズッ!!!!!!

10日間やそこらで完璧な客観的観察など到底できるはずもなく、お尻が痛くなれば、「待って待って!いま肩の感覚みてるとこだからー!」と心の中で大声で叫んでおりました。
それでも、1時間の瞑想中、足を組み替えることなく座り続けられたことは、意外とできるもんだな〜と新たな発見でしたし、いつのまにか右側へ体が傾く癖がひどく、体のアンバランスを自覚できたこともよかったなと思います。
痛みがフワッと消える瞬間がやってくる、という体験も何度か味わいました。
あぁ諸行無常。
すべては変化している。アニッチャ。アニッチャ。
ヨガがいうアウェアネス、これを「あぁ、こういうことか!」と体験できました。
感覚は「在る」。そこに気づく。意識化する。

そして、最終日にメッタバーバナ瞑想という世界中の生きとし生けるものへの愛と調和の瞑想を習って終了です。

ヴィパッサナーはブッダが悟りを開いた際の瞑想法ということですが、でも宗教とは一線を画して、どんな宗教の人にも、無宗教の人にも、万人にとって効果的なテクニックだと謳っているところが好きです。
誰かを祀ったり、儀式的なことも一切ありません。
むしろそういうことを無意味だといいます。
そして、体験を通してしか本当の理解は得られないというヨガとの共通の教えも、わたしにはしっくりきました。
そう、体験です!いくらオススメですよ〜と言ったって、体験しないことには伝わらない!
なので、もしお時間さえ都合がつけば、料金は寄付システムなので、是非。
一生のうちの12日間。きっとその時間以上に価値のある体験になる、とわたしは思います。

ひとまず、瞑想の練習続けてみたいと思います。

これ、センターでの朝食。おかわり自由です。
F10がわたしの席。ちょっと囚人ぽいですよね。笑

センター朝食

デラドゥン でヴィパッサナー

ナマステ!
こんにちは!

居心地最高だったダラムサラを出て、デラドゥンにやってきました。
この旅で計画していたひとつのチャレンジ、ヴィパッサナー瞑想10daysコースへ参加するためです。

ダラムサラからはちょっと贅沢に、Volvoバスを使って移動してみました。
マクロートガンジ19:00発、デラドゥンISBT翌朝6:00着です。いやぁ〜快適そのもの!車体は新しいし、シート周りもキレイだし、勝手に窓が開いたりしないし、座席も壊れてないし、フットレストもあって、空調もしっかり効いてる。
途中休憩のレストランも清潔で高級そうなところ。食べなかったけど。
1600ルピー払った価値はしっかりあったと思います。

さて。
インド各地にヴィパッサナーセンターはありますが、わたしはヨガ師匠の勧めで、ここデラドゥンでコースを取ることにきめました。(デラドゥンはリシケシからバスで2時間程の距離にあるウッタラカント州の州都です。)
申請後に聞いた話では、インド国内施設のトップ10に入る良い施設なんだそうです。
世界中で一年中コースが開かれているものの、どこもいつもキャンセル待ちが出ているような混み具合なので、受付開始日を確認して、オープンしたらすぐに申請手続を行いました。
ウェブサイトで世界中のセンターとコースが確認できます。
URL https://www.dhamma.org/en/maps#001

キャンセルしない?ちゃんと参加する?っていう意志確認の連絡が2〜3度メールで届きます。
キャンセル待ちの人、いっぱいいるんでしょうねぇ。

デラドゥン市街に前泊をして、当日の午前中にセンターへと向かいました。
デラドゥンでは英語の通じないドライバーが多く、リクシャーをつかまえてもコミュニケーションをとるのにひと苦労。
道路の向こう側にいた若者に通訳を頼んで、センターの場所の確認などをしてもらいました。
実際このドライバー、センターの場所をわかっておらず、何度も迷子になりましたが…汗。
場所がわからなかった故にか、事前の金額交渉も意外とすんなり。350ルピーで合意。

と思ったら、迷子になってたくさん走ったからってことで400ルピー。よくありますね、こういうの。

リクシャーはセンターの真ん前までは走って行けないため2km手前で降りたのですが、途中で道を尋ねたおじさんが後から現れて、その2kmの道をバイクで送ってくれました。
こういう親切、本当にありがたい。
コースが始まる前の緊張していた心がほわんと温まりました。

初日は14時までに到着するようにとの連絡でしたが、12時頃に到着すると、すぐにランチの提供がありました。
受付で申請フォームと写真を提出し、貴重品類や携帯を預けて、ベッドシーツと枕カバーをもらい部屋に通されます。

ベッドしかない非常にシンプルな部屋。2人部屋です。インド人の女の子とシェアすることになりました。

先生以外とのおしゃべり禁止、読書や日記などの読み書き禁止、出された食事以外は口にしない、ヨガなどの運動もダメ、歩くときもとにかく静かに、などの厳しいルールが設けられています。

さぁ、果たして瞑想経験のほとんどないわたしが10日もの間一日中座り続けていることができるでしょうか?

一日のスケジュールはこのとおりです。

4:00起床
4:30〜6:30瞑想
6:30〜7:00朝食
7:00〜8:00休憩
8:00〜9:00グループ瞑想
9:00〜11:00瞑想ときどきティーチング
11:00〜11:30昼食
11:30〜13:00休憩
13:00〜14:30瞑想
14:30〜15:30グループ瞑想
15:30〜17:00瞑想ときどきティーチング
17:00〜18:00ティータイム(軽食)
18:00〜19:00グループ瞑想
19:00〜20:30講話を聴く
20:30〜21:00グループ瞑想
21:30就寝

まずは、寝坊せずに起きるところから!!
気合い入れていきましょう!!

Natsumi

ヴィパッサナー@デラドゥン

ダラムサラが美味しい!

タシデレー!
こんにちは!

10日間ステイして、あれもこれも美味しくて、食三昧の毎日でした。
これからダラムサラへ行かれる方におすすめのレストランをいくつか。

Tibet Kitchen
チベットキッチンといいながら、ブータン料理を好んで食べました。
チーズ好きにはたまらない、ダツェ。210ルピー。
ティンモと一緒にいただきます。20ルピー。
気に入って滞在中2回食べました。辛くしないでくださいねと頼みます。
ちなみにこちらのドライトゥクパは微妙です。。
Dhasang Cafeのドライトゥクパが有名みたいですが、わたしはインドに入ってからVeg生活なので食べられず…

ダツェ&ティンモ

OM Restaurant
OM Hotel併設のレストラン。ホテルのロビーのような雰囲気。
ピザがメインメニューのようで、チベタンたちもみんなピザを注文していました。
220ルピーから370ルピーまで、基本マルゲリータでトッピングが各種あり値段が異なります。
250ルピーのピーマンのピザを注文してみました。
驚きのクオリティー。薄生地がカリッとしていて美味しい!
別日には370ルピーのブルーチーズのピザ。あぁ…もう一度食べたい!!
場所がちょっとわかりにくいですが、メインスクエアから細い路地入って右側にホテルの入口があります。
階段を降りるとレストラン。

OMレストランへ

OMホテル入口

ブルーチーズピザ

Nick’s Italian Kitchen
一度チーズクリームパスタを食べましたが、まぁまぁでした。
お料理はさておき、ここのチョコレートマウスケーキが絶品!
チョコ好きには毎日でも食べたくなる濃厚チョコケーキ。100ルピー。
濃いめのブラックコーヒーによく合います。
あぁ、でも100ルピーのケーキ…贅沢だぁ…
しかもこのチョコの量…吹き出物がでちゃうな…
んー、それにしても、美味しかった!

チョコレートマウス

道端の揚げモモ、焼きモモ
チベット料理の代表といえばモモはそのひとつですが、お店に入らなくともあっちこっち露店が出ているので、スナック感覚でよく食べました。
スパイシーなアチャールをつけていただきます。
だいたいどこも、野菜モモとポテトモモの2種類をミックスでひと皿40-50ルピーほど。
1ピース5ルピーと見ておけばOKでしょう。
たくさん要らないときは「20ルピー分」などと言って注文すれば大丈夫。
ちなみに、個人的には、露店のスチームモモはいまいちです。フライがおすすめ。

Common Ground
メインスクエアからダラムコットへ向かう坂道をのぼった右手にあります。
チベタンがやっているお店ですが、中華メニューが豊富。インディアンチャイニーズではなく、本格中華です。火鍋もあります。大好きな火鍋食べたかったけど、4人前からとかだったかな?とにかくひとりでは注文できませんでした。あぁ火鍋恋しい。
けっこうヨーロピアンで混み合っています。居心地Goodなレストランです。

ダラムサラを出ればまたインド料理の毎日。
インド料理も大好きですが、ダラムサラではノンスパイスごはんをたらふく堪能させてもらいました。
ごちそうさまでした!

Natsumi

ダラムサラでプチトレッキング

タシデレー!
こんにちは!

ダラムサラでは、毎日規則正しく、朝はプラナヤマとクリヤヨガ、夕方はアサナとプラナヤマの練習をしております。
ごはんの誘惑はありますが、ヨガをするとなると、お腹いっぱいの状態では練習ができないので、ある意味うまくセーブできています。
本当にダラムサラは食事が楽しい町なので危険です。

で、朝晩のセルフプラクティス以外は何をしているかというと、
もちろん美味しいご飯を求めて日々いろんなレストランへ出向いているのですが、
美味しいごはんのために、お腹を空かせるべく、ダラムサラの山の中を歩き回っています。

わたしたちがダラムサラと呼んでいる場所は、マクロートガンジ周辺のことです。
アッパーダラムサラとも言うのかな。
山の下の方には、ダラムサラの賑やかな市街地があります。
ツーリストが主に滞在しているのは、山の上の方。

山の中なので、少し歩けば林の中。
トレッキングコースとまでは言えませんが、ときにはリクシャーの排気ガスを浴びながら林の中をあっちこっち歩き回っています。

これはバグス滝へ行ったとき
バグス

バグス滝

これはダラムコット&ガルーテンプルへ行ったとき
親切なチベタン

ダラムコットへ

とある日、メインテンプルの周りのコルラコース(とわたしは呼んでいる)を歩こうと出かけました。
前回ダラムサラに来たときにも歩いていた道です。

でも、本当に、自分の記憶力の悪さ、地理感覚のなさには溜め息が出ます。
せっせと歩いていた道は、市街地へと向かう道。普通の道路でした。

おかしいなーと思って引き返し、林の中へ戻る道を探します。

ガンゴトリで鍛えた?山歩きの嗅覚とバランス感覚を使って、人の歩いたであろう道を探し、林の中へと分入って行きます。

林の中へ

やったー!着いたー!
舗装された林の中の道へと出られました。

たどり着いた舗装路

さすが、わたし!!と鼻息フンフンさせながら舗装路を歩いて行きます。
すると、、、なんと、さきほど歩いていた道路に出てしまった!!
違う違う!この道じゃなかったんだーーー!

ってことで、もう一度やり直し。
さらに林の中を上へ上へと登っていきます。
だんだん足元が悪く、もはや獣道。
あっちからもこっちからも伸びている枝をかき分けかき分け、チクチク攻撃にも耐えながら、ようやく見上げた先にヒラヒラとたなびくタルチョを発見して、ゴールが見えたー!と思いました。

タルチョ見えた!

本当に、ダラムサラの植物、棘のあるものが多いんですよ。
痛いのなんの。
着ていた服もボロボロになるんじゃないかと思いました。

チクチク植物

チクチクツリー

ゴールの道では、たくさんのタルチョがお出迎え。
勝手に迷い込んだだけですが、なんか感動。涙

コルラロード

ここからは、正しいコースをたどって、マニ車(お経が書かれたくるくる回る筒)をぐるぐる回しながら歩いていきます。
なんと軽快なことか。

一周回ってテンプルロードに帰ってきた頃には、いいかんじにお腹も空いていました。
こんなふうにして、ヨガ・トレッキング・ごはん・ヨガという毎日を過ごしています。

Natsumi

ダラムサラへ

ナマステ!
タシデレー!
こんにちは!

ガンゴトリからリシケシに戻ったのもつかの間、たったの2泊でリシケシを離れました。
というのも、ガンゴトリを寒くて仕方なく出ることにしたとき、次はダラムサラへ移動しようと思っていたのですが、ガンゴトリからダラムサラへ行くためには、どのみちいったん南へ下らなくてはならず、知らない町で乗り継ぎを何度もするはめになるならば、直行で帰れるリシケシへ戻って、そこからダラムサラへ向かおうと思っただけだからです。
でも、ガンゴトリからリシケシへの直行バスが案外疲れたために、2泊することにしました。※ガンゴトリ5:00am発→リシケシ16:00pm着

でも、思考とは別の何かが働くことってあるんでしょうね。
わたしがガンゴトリを離れようと思ったタイミング、そしてリシケシに2泊したことで、静岡で知り合って今は遠くに引っ越してしまったお友達に、リシケシで再会できたのでした!
彼女もわたしと同日にリシケシを出発したので、ちょっとした日程のズレがあれば会えず終いだったのが、こうして運良く会うことができた。
近況をいろいろ聞かせてもらったり、インド情報をたくさんもらったり、今彼女に会えたことは、とっても嬉しいユニバースギフトだなぁと思いました。

リシケシにて

リシケシからダラムサラへはツーリストバスを使って16時間の移動でした。
リシケシのバススタンドではなく、グルドワラ寺院近くのGurdev Travelという旅行会社の前の広場から出ました。16:00pm出発。
チケットは事前にラクシュマンジュラ近くの旅行代理店で購入。1200ルピー。

グルドラワ

ローカルバスより値段ははるものの、マクロートガンジまで乗り換えなしで快適と聞いていたので使ってみました。

快適かどうかは…んーーーーーー!!笑

座る席にもよるんでしょうが、けっこうなポンピングで、ただ寛いで座っているというわけにはいきません。
かなり腹筋使います。でないと、シートから落っこちてしまうんです。
もちろんインドの道、インド人ドライバーなんで、そのへんの細かいこと文句いうつもりはないんですけどね。
なので、空いていたのが幸い、2席使い、横になって、お行儀悪いですが頭と足でロックですよ。わかりますかね?笑
でも横になれたのがよかったんでしょうね、到着しても体が全然疲れていませんでした。
ガンゴトリ→リシケシの11時間よりはるかに楽でした。

ダラムサラに到着すると、見慣れた景色が…!
あぁ戻ってきたんだなぁと思いました。
いつかきっと戻ってくるんだろうなと思った場所。
やっぱり戻ってきた場所でした。
4年ぶり。

今回は、旅人さんのブログで拝見して気になっていた宿へ。
宿っていっても、ゲストハウスとかホテルとか、正式にそういう営業しているところなのかわからないんですけど。看板ないし。
ブログのとおり、バグス滝へ向かう道を歩いていって、赤い屋根のわりと大きいホテル(現在は営業していない)の手前の坂道および階段90段くらいをどんどん降りていき、広いバルコニーのある陽当たりのより黄緑色の建物が出てきたら、そこがお宿。

坂道

下の階はオーナーさんたちの住居で、上階をゲストルームとして使っているのかな。
何階建てなのかもよくわからないんだけど。

ダラムサラ宿

ツインルームで500ルピーって言われましたが、いまオフシーズンかつ一週間以上の滞在ってことで400ルピーに負けてもらいました。
心配ないよう前払いも5泊分しました。

いやぁ〜快適です!!
まず、陽当たりのよい角部屋っていうのがGood。窓も大きいし、見晴らしもよい。
洗濯物干す場所も広くて、陽当たりバッチリ。
マクロートガンジからも10分-15分の距離で、静か。
ホットシャワーも使えるし、ちょっとしたキッチンスペースもあって(キッチン道具はなし)、長期滞在にもってこいの宿だと思います。

ここなら、ヨガする気になるなぁ〜なんて調子のいいことも思ってみたり。
季節的にも、寒くもなく暑くもなく、秋ってかんじで。

で、より快適な空間にするべく、部屋のお掃除。
先日、風邪を治そうと思って買ったユーカリの精油を使って、キッチンスペースや床を拭き拭き。殺菌効果がありますからね!
きれいになった床にヨガマットを敷いてバッチリ〜!
キッチンでも、これまた先日買った、瞬間湯沸し電熱線をセット。

沸騰

つ、使える!!!
あっという間に熱湯ができる!!!
なぜ今まで買わなかったのだと反省しちゃうほど。
これでインスタントコーヒーが飲めます!

で、この近辺に商店の類はないので、マクロートガンジで少し食料やミネラルウォーターを買い込みます。
朝食やちょっとした間食用に。

あぁ〜快適。
夕暮れもいいかんじだし。
夜景も綺麗だし。
まるで一人暮らししていた部屋を蘇らせたかのような。

ダラムサラ夕暮れ

拠点になるはずだったリシケシでは、どこもかしこもヨガクラスで溢れているのに、全然参加する気になれなくて、でもセルフプラクティスするには場所を見つけだせなくて、なんとなく居場所がなくて、焦る気持ちばかりで、落ち着かなかったのが、ダラムサラに来て、この快適宿のおかげもあって、ふぅぅーっとひと息つけました。
ごはんも美味しいし、できるだけできるだけ長く滞在します。
来てよかったーーーー!!!

※雷雨の朝に部屋で雨漏りがあったのと、裏でときどき爆音のチベタンミュージックが流れることがありました。それを差し引いても、おススメの宿。

Natsumi

ガンゴトリDays

ナマステ!
こんにちは!

トレッキング以外のガンゴトリ滞在12日間のお話。

インド人も外国人も、この時期は短期滞在が通常。
なぜなら、日中、太陽がさしている時間帯はまだしも、日が陰ると一気に冷え込み、夜は0度近くまで気温が下がり、でも宿泊先やレストランに暖房器具はいっさいなく、停電をよく起こし、基本ホットシャワーはなく、温水はバケツで提供、というような環境だからです。笑

これ、わたしが貧乏旅行をしているからという理由だけではなく、本当にどの宿泊先も似たようなものなんです。
高級ホテルはありません。
ここはリゾート地ではなく、聖地だからなのだと思います。修行の場。

少し山奥を覗くと、岩穴に暮らすババの姿があります。
アシュラムもたくさん。閉鎖されているところもたくさんありますが。
リシケシの多くのアシュラムとは違い、ヨガツーリスト相手のアシュラムではありません。
巡礼に来たインド人団体が泊まったり、ヨギ集団が泊まっていたり。
まぁ、アシュラムに、わたしみたいなのは珍しい。

そんな場所なので、「明日にはガンゴトリを出るのか?」と方々から何度聞かれたことか。
その度に、「いや、まだいますよ。」と答えるわたし。
居心地が良いから、なかなか離れる気が起きませんでした。
寒いんですよ。ものすごく。標高も3,000m以上ありますしね。

でも、好きなんです。
こういう山が迫ってきていて、カラッとしていて、こぢんまりとした静かな場所が。

滞在しているダンディアシュラムも、とってもシャンティな場所だし。
スワミジに「ラクシュミー」とインディアンネームをもらってとてもかわいがってもらって。
毎日やってくるグルジ、スワミジ、ババジたちも、挨拶すると毎回両手で頭を撫でてくれて。
ヨガをする場所もいつでもどこにでもあるし、行きつけのレストランも美味しいし。

寒い以外、離れる理由のない場所でした。
最後は、日中にも部屋から出たくないほどに寒い日がきて、仕方なく別の場所へ移ることを決めました。

毎朝6:30からプジャがあって、いつの間にやら鐘を鳴らす担当で、
7:00にはスワミジたちと震えながらチャイを飲んで、
7:30にはジブリに出てきそうなかわいいスワミジが別のアシュラムからチャイ飲みにやってきて、
8:00からはヨガのセルフプラクティス、
9:30には102歳のイカしたババジがやってきて、
10:00には85歳のグルジにユーミンを聴かせて、
11:00には前日の残りと思われる朝食があって、
午後には山の中を散策したり参道で買い物をしたり洗濯したりお湯浴びをしたり、
18:30には夜のプジャに参加して、
19:00には他所のプジャを覗いたりして、
20:00にはスパイシーな夕食をヒーヒー言いながらいただいて、
21:00には日記をつけたりして、
22:00には就寝

っていう。
とてもゆったりとした、規則正しい、毎日でした。

トレッキングでひいた風邪。絶対ガンゴトリで治す!と気持ちを込めてヨガに取り組みました。
酸素薄いので、いつもと全然違う体感。
いい経験でした。

わたしのヨガの師匠が昔3ヶ月間、洞窟で修行した場所。
わたしにもシックリくる、とてもとても素敵で大好きな場所となりました。

スワミジに、「次は6月においで」「30日間ね」と言われました。
そうだね、次はもう少し暖かい時期に。笑
でも、ひと月以上滞在したいくらいの居心地のよさでした。

ダンディアシュラムの素敵なスワミジたち
Dandi Ashuram

毎朝晩プジャをした場所
アラティ

おすすめレストラン kurishuna restaurant
美味しいので、ほぼここでしか食べてないくらい。
特にStuff Tomatoがお気に入りです。
Aloo Gobhiも美味しかった〜。
日本人の味覚を理解してくれており、辛すぎないように調理してくれるのが嬉しい。
チャイwithoutマサラも生姜が効いていて甘すぎずGood。

クリシュナレストラン

スタッフトマト

アルゴビ

長居もOK、タップリのチャイが15ルピーのお店
ガンガー橋を渡ってすぐの右手の奥

ガンゴトリチャイ屋

そしてもちろん、ずっと滞在していたダンディアシュラム
午前中はこれでもかってくらいチャイ飲ませてくれます。お腹タポタポです。

ダンディアシュラム

スペシャルチャイ

ガンゴトリでトレッキング

ナマステ!
こんにちは!

ガンゴトリに来てやりたかったことのひとつ、ガンジス川源流までのトレッキング。
氷河のあるゴームクという地点までは、さほど難しい道ではないと聞いていました。
でも、せっかくならその先にあるタポヴァンという素晴らしい景色が見られる場所まで行ってみたいと思い、ガイドを雇って向かうことに決めました。
ゴームクまでは、単独トレッキングでない限り、ガイドなしでも国立公園入域許可証の取得は可能です。
※実際には、ゴームクまでもラスト2-3kmはけっこうなワイルドなトレッキングでした。

以下に行程、費用、装備などを記載します。
これから向かう方の参考になれば!

◆行程
前日
18:00メイン通りの裏手にあるパーミットオフィスまでガイドと許可証取得にいく
※オフィス営業時間8:00〜10:00、17:00〜19:00

1日目
7:00ガイドと待ち合わせ、軽食をとる
8:00ガンゴトリ出発
12:45宿泊地ボジュヴァサ到着 ※ここまで休憩4-5回(そのうち1回は15分以上)
13:00アシュラムにて昼食 ダルカレー
18:30アシュラムにて夕食 ターリー
19:00アシュラムArati
20:30就寝

2日目
5:00ボジュヴァサ出発
7:00ゴームク到着 ※ここまで休憩は一度も取らず
9:00タポヴァン到着 ※危険な場所を避けて5-6回休憩
(到着後はババの住居を訪ね、チャイなどをいただきました)
12:00タポヴァン出発
14:00ゴームク到着 ※往路にほとんど滞在しなかったため、ここで少し休憩
16:00ボジュヴァサ到着
18:30アシュラム夕食 ※疲労で食べられず
19:30就寝

3日目
7:00アシュラム朝食 ※6:30〜8:00間であればいつでもOK
8:00ボジュヴァサ出発
14:00ガンゴトリ到着 ※高齢の英国紳士と一緒の帰路だったためゆっくりでした

●入域許可証
ツーリスト2日分 600ルピー ※1日延長で250ルピー加算、出発当日デポジットを取られます
ガイド2日分 150ルピー ※1日延長で50ルピー加算

●ガイド料
ネパール人ガイド 1,000ルピー/日 ×3日 ※ガイドの宿代・食費などは別途必要
※平均価格は1,500ルピーのようです

●宿泊料
ボジュヴァサのアシュラム宿泊 350ルピー/1泊2食 ×2泊
※訳あってガイドには2日目にガンゴトリへ帰ってもらったため、ガイド宿泊料は1泊分のみ支払い
※宿はボジュヴァサにしかありません。キャンプサイトなら手前のシルヴァーサにあります。

●売店での飲食
ガンゴトリ〜ボジュヴァサ間にある唯一の売店にて、休憩
チャイ20ルピー、キャドバリーチョコレート(極小)15ルピー

●タポヴァンでババにドネーション
チャイやケチャリをいただいたので100ルピー置いてきました

▶︎歩行時服装:
下着、半袖T、ロングT、ウインドブレイカー、レギンス、チノパン、靴下1枚、ショール
※途中ウインドブレイカーを脱いで歩いていたこともあります

▶︎寝泊り服装:
上記に重ねて、薄手ダウンベスト、フリース、薄手ダウン、靴下2枚

▶︎靴:
トレッキングシューズ
※タポヴァンまで向かう方は、滑りにくい靴を

▶︎その他必需品:
ライト、水(または水筒)、食料(ビスケットなど)、ツバ付き帽またはサングラス、トイレットペーパー

▶︎あってよかったもの:
マスク、ニット帽、寝袋、スティック、リップクリーム、日焼け止め

▶︎持っていけばよかったもの:
のど飴

景色もさることながら、氷河の上をトラバースして最後は崖をよじ登るようにタポヴァンまでたどり着けたこと、その達成感が何ともいえない素晴らしい経験となりました。
大人数ではないにしろ各国いろいろ、でもその中で女性はひとりきり。
危険をともなうトレッキングであったことは間違いありません。
筋肉痛にはほとんどならなかったため、きつかったのは風邪をひいた状態で高地トレッキングしたこと。それに尽きます。
くしゃみ、鼻水、咳、喉痛。しんどかったーーーー。
ボジュヴァサでは微熱も出ていたはず。(でもこれは高山病の症状かも?)
乾燥した場所なので、本当に要注意です。
あと、女性ひとりのトレッキングは、ガイドとの関係も気をつけて。
頼らなければタポヴァンまではたどり着けない、でもきちんと距離感を保ってください。

疲労困憊で、あまり写真を取らずに下ってきてしまいましたが、少ない写真の中からいくつか。

こんな景色の中歩いていきます
ガンゴトリ〜ボジュバサ

ボジュバサ
ボジュバサ

2泊したアシュラム
ボジュバサアシュラム

ガンガー源流の氷河 ゴームクという地点
ゴームク

タポヴァンへの登り道
タポヴァンへ

タポヴァンから見た崖下
タポヴァンから

聖なる山シヴリンをバックに
シヴリン

ケチャリつくってくれたタポヴァンに暮らすババ
タポヴァンのババ

軽快な足取りの?帰り道
帰り道

各種料金表
料金表